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古今集 巻第五 秋歌下 271番

寛平御時きさいの宮の歌合の歌

大江千里

うゑし時花まちどほにありし菊うつろふ秋にあはむとや見し

寛平の御時の后の宮の歌合の歌
大江千里
植えた時に花が待ち遠しかった菊だが、その菊が咲いて枯れていく秋に会うのかと思ったものだ

春に植え夏に育てて秋に見た菊花もいまや枯れてしまう、季節が巡ることを実感している歌です。

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