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古今集巻第十 物名 427番

かにはざくら

つらゆき

かづけども波のなかにはさぐられで風吹くごとにうきしづむたま


樺桜
紀貫之
水に潜っても波のなかには見つからなくて、花は風が強く吹くたびに波に浮き沈む玉のようだ

「波のな『かにはさぐら』れで」と詠み込んでいます。白樺のことだそうです。


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