見出し画像

古今集 巻第五 秋歌下 263番

是貞のみこの家の歌合によめる

ただみね

雨ふればかさとり山のもみぢ葉はゆきかふ人の袖さへぞてる

是貞親王の家の歌合で詠んだ歌
壬生忠岑
雨が降るので笠を取って掛けている笠取山の紅葉の濡れた葉は、行き交う人の袖にまで美しく照り映えるだろう

 雨に掛けて笠取山という言葉遊びで言っているだけで、笠取山は関係ないようです。笠取は京都の宇治の東の山です。

#古今集 , #秋 , #壬生忠岑 , #笠取山 , #紅葉

応援してやろうということで、お気持ちをいただければ嬉しいです。もっと勉強したり、調べたりする糧にしたいと思います。