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古今集巻第九 羇旅歌 414番

こしの国へまかりける時、しら山を見てよめる

みつね

きえはつる時しなければこしぢなる白山の名は雪にぞありける


越の国へ行った時、白山を見て詠んだ歌
凡河内躬恒
消え果てる時が全くないので、越路にある白山の名前は雪にちなんだものなのだな

今の白山は、夏には山頂付近に雪渓が残る程度ですが、平安時代は今よりも少し寒くて北陸道から見ても山頂は白く万年雪が見えたのだと思います。

#古今集 , #羇旅歌 , #白山 , #越路 , #凡河内躬恒

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