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古今集巻第十四 恋歌四 729番

題しらず

つらゆき

色もなき心を人にそめしよりうつろはむとはおもほえなくに

題知らず
紀貫之
何の色もついていない素直な心をあなたに染めたので、心が変わったりするとは思えなかった

自分でも心変わりするとは思っていなかったけど、実際はそうでもなかった、ごめんなさい、という歌です。女性は、あきらめるしかありません。ただ、例えば、もっと高貴な方がこの女性に心を寄せているらしいと知り、女性のためだと考えて退いたということも考えられます。

#古今集 , #恋歌四 , #紀貫之 , #色なき心

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