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「ちひろ」になる日まで

卒業式のためにずーーと書こうと思いつつ
心が消えてゆく
そんなことを繰り返してたら卒業式は終わってた

楽しみにしてた大学生活の半分以上を
コロナで制限され
それと同時に「大学」という場所と世界
そして人が狭く感じた

苦しくて苦しくて時に泣いた
「違い」と「違和感」がココロを苦しめる
それでも人前では笑顔で居続けた

弱い人間だと思われたくなかった
自分のプライドが許せなかった

だから大学に行くのをやめた。
ほぼ不登校みたいな、気分で大学に行く日々。

今思えば大学に行かないというプライドはなかったのかってはなしだが

逃げた先には
たくさんの人生があって
たくさんの表現があって
たくさんの考え方があって
たくさんの価値観があって

知らなかった世界がみえた

たくさんの「過去」「現在」「未来」と
向き合い語り合った

たくさん仲間のために泣いて
たくさん自分のために泣いた

みんなのベクトルが同じところにあって
仲間の熱い想いに泣きながらココロを燃やす
「ありがとう」と感謝心を忘れず
最後まで最高のエンターテイメントを創り上げる

そしてその想いは数珠繋ぎのように広がってゆく

そんな「組織」に出逢って
そんな「組織」で一生大切にしたいと思う
大切な仲間達と出逢った

レールから少し「逃げた」先には
「逃げた」ものにしかわからない景色があって
「逃げた」なりに得るものがたくさんあった

得るものは沢山あったがその分失うものもあった
大切にしてた「つもり」のものは
だんだんと遠のいてゆく

それでもこの「得た」ものはその人の人生の中で
知るべきタイミングだったことであり
誰もが平等でないから

人生はおもしろくできている気がする

だけど
「やりたいこと」と「やるべきこと」
「お金」と「時間」そして「優先順位」

この4つの言葉はわたしが苦手な言葉だった
きっと多くのアホな大学生がぶつかる壁

でも「時間」なんて
みんな平等であり「時間」は待ってくれない

「そのうち」「いつかね」
そんなことを言ってる間は自分も相手も
なにも変わらない

「アホ」で「賢く」
これがちょうどいい気がする

早く大人になろうとしなくていい
その人にはその人の学ぶタイミングがあるから

人間の年齢=経験ではない
経験は人生であって人生は経験でできている
ただ、「やるべきこと」はやりましょう



そんな逃げた先に「Chino」がいて
逃げた先に何者かになろうとする自分がいる

「ちひろ」がわからなくなる
どれが正解なんて分かんないけど
まずは心ゆくままに「表現者」としていたい

この4年間で出逢った人や経験に後悔はない

綺麗な「ホワイト」なんてないさ
ほどよく「黒」が混じってる方がおもしろい
全部ぜんぶ「わたし」として活きてゆく

出逢ってくれてありがとう
いつも仲良くしてくれてありがとう
そしてこれからもこんなわたしをよろしくお願いします

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