岩波少年文庫を全部読む。(60)母親という存在は、わが子にむかって「メンヘラ彼女」としてふるまうことがある。 エーリヒ・ケストナー『点子ちゃんとアントン』 20 返金可 千野 帽子 2021年11月18日 11:08 ¥100 今回取り上げる作品は岩波少年文庫最大級の問題作のひとつなので、いつもより文章が長めです。3倍くらいあります。そして「メンヘラ彼女」みたいな「父親」や「上司」もきっといるんだろうなあ……。この文章をいま、〈ほかの人のせいで罰をくらって〉(池田香代子訳、190頁)いるすべての人に捧げます。 ダウンロード copy ここから先は 8,099字 / 1画像 この記事のみ ¥ 100 購入手続きへ 有料マガジン ¥ 980~ 書籍『読まず嫌い。』の本体価格と同価格(一括)で、同書の内容を再構成したもの+〈文學〉についての有料単発コラム+マガジン購読者限定無料記事を配信。このマガジンを購読すると、有料マガジン「文学理論ノート」ももれなくついてきます。 読まず嫌いが世界〈文學〉を読んでみた 1,700円 『読まず嫌い。』(角川書店)の増補「解体」版。 筋金入りの読まず嫌いが体を張って世界の〈文學〉と、それを読むための「補助線」になってくれる… 購入手続きへ 戦後日本の児童文学を牽引してきた存在のひとつ、岩波少年文庫のレパートリーを、毎週1タイトル取り上げます。 シミルボン既発表ぶん(https://shimirubon.jp/series/727)は、2022年7月1日以降にnoteでも読めるようになります。 岩波少年文庫を全部読む。 980円 シミルボンから移行してきました。 少しでも長く続くよう、いや、全タイトルをレヴューできるよう、みなさん応援してください。 購入手続きへ ログイン 5人が高評価 #児童文学 #ドイツ文学 20 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート