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チャクラについて~①~

オーラ、チャクラ、サトルボディと、書く
ことは色々ありますが、まずは、チャクラ
から説明が必要でしょう。
チャクラとは端的に言えば、「車輪」のことです。

尚、初めにお断りしておきますが、
各チャクラの呼称は、若干違う呼び名が
存在しますが、ここでは混乱を避けるため、40年前に私が初めて覚えた呼び名をあえて
記させていただきます。ご了承ください。

〈第1のチャクラ〉
ムラダーラ・チャクラは、脊柱の基底に
あたる会陰(蟻の門渡り)にあります。

「ムーラ・アーダーラ」とは「根本の座」「根を支えるもの」を意味します。
後のヨーガおよびタントラでは、
ムラダーラには性的な力(シャクティ)
が宿るとされていました。

そこには、蛇で象徴されるクンダリーニ
が眠っています。(杖と二匹の蛇)
これはシバ神の妃、シャクティまたは、
ドゥルガーと同じと考えられています。

修行者はクンダリーニとアートマン
(自我)の合一を目指します。
チャクラの色は金色。または黄色。

※初期のチャクラの概念には各チャクラ
独自の「色」はありません。

〈第2のチャクラ〉
スヴァティスターナ・チャクラと呼ばれ、
陰部にあります。
「スヴァ・アディシュターナ」は
「自らのすみか」を意味しています。
チャクラの色は金色または白。

〈第3のチャクラ〉
マニピューラ・チャクラ。
臍の下のあたりにあります。
「マニプーラ」とは「宝珠の都市」を
意味します。チャクラの色は赤。
所謂「臍下丹田」のことです。

〈第4のチャクラ〉
アナハタ・チャクラ。胸にあります。
太陽神経叢の辺りでしょうか?
「アナーハタ」とは
「二物が触れ合うことなくして
発せられる神秘的な音」を指します。
色は白っぽい灰色。

〈第5のチャクラ〉
ヴィシュダー・チャクラ。
喉に位置します。
「ヴィシュッダ・チャクラ」は
「清浄なる輪」を意味します。
一説によると虚空(アカーシャ)の
元素と関係があるとされています。
色は白です。

〈第6のチャクラ〉
アジナー・チャクラ。眉間に位置します。
因みにインド人はこの部位に
ビンディをつけます。白毫(びゃくごう)
「第3の目」とも言います。
「アージュニャー」は「教令、教勅」
を意味します。
「意」(マナス)と関係があると
されています。チャクラの色は白色。

〈第7のチャクラ〉
サハスララ・チャクラ。
頭頂部のチャクラです。宇宙と繫がる
チャクラのため、肉体のチャクラとして
数えない場合があります。
お釈迦様の肉髷(にくげい)の部分です。

以上が第1から第7までのチャクラ
すなわちエネルギー・センターです。

学派によっては、それに対応する裏チャクラが背中にある、としていますが、私が学んだ学説にはありませんでした。
※師匠もそれは否定しています。

また、阿含宗の桐山管長によれば、手で結ぶ「印」にもチャクラがあるとのこと
(ムドラー・チャクラ)でしたが、指の形、即ち「印」と脳のパルスは関連していると思います。

ただし、ムドラーとチャクラは根本的に違うものだと私は考えています。今、阿含宗の方々がどう考えているかは勉強不足で
知りません。

現在はチャクラの位置、色ともに若干違う考え方で捉えられています。

では、現代式の考え方を次の記事に記したいと思います。

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