目標額達成!ご支援ありがとうございました!と、陳情アクションのこれから
ご支援くださった皆様、心より感謝申し上げます
選択的夫婦別姓・全国陳情アクション事務局長の井田奈穂です。
私たちが2月14日から開始したクラウドファンディングプロジェクト #自分の名前で生きる自由 が昨夜、4月17日(金)23:59に幕を閉じました。
支援総額 7,316,500円
支援者数 のべ1,124人
いやすごくないですか!?? 目標額700万円、本当に実現するとは…と感激しています。残り3日の時点で約150万円届かず、達成は半ば諦めていました。
でも、change.org署名サイトからも、駆け込み支援が集中。コロナ禍の中でも、1,000人を超える方が支援してくださったこと。胸に刻んで法改正を求めていきます。本当にありがとうございました。
▲見てこの最後の伸び(泣)
支援してくださった方の属性で特筆すべきは、やはり「結婚世代」の30代が多いこと。そして10代(3名も!お年玉ですか…?)から、80代の方までご支援いただいていることです。
▲結婚したい人ができてないぞ国会!と改めて思う年齢分布
皆様の応援メッセージは、公式Twitterでもたびたびご紹介させていただいておりました。
・35年法改正を待っている事実婚のご夫婦
・就職して初のお給料で支援をしてくださった新社会人(涙)
・改姓したことで夫とその家族から「うちの嫁=所有物」だと蔑まれ苦しんでいる人
・結婚できず困っている若いカップル
さまざまな立場で気持ちを打ち明けてくださっています。読むと胸が締め付けられて、「多くの人を苦しめる法律を変えなければいけない、やったるで!!」と奮い立っていました。
20代のアクティビストたちも、私たちの活動に協賛してくださいました。
いまや男子高校生まで「こんな法律変えたい」とTwitterで連絡をくれ、メンバーになっています。地元議会への陳情・請願は小学生でもできます。ド素人でも、人見知りでも、だれでもやれるのが私たちの活動です。皆さんで一緒に変えていきましょう!!
ご支援金のうち200万円で、新聞に意見広告を出します
3月後半に第1目標500万円を達成後、ネクストゴールとして目指していた700万円に到達しました。この+200万円の資金をもって広告会社GOさんのご協力を得て、愛媛新聞に意見広告を出すことにいたします。
意見広告の目的
・望まない人まで理不尽に結婚改姓を強いられる、世界で日本だけの問題を世に問いかけ、多くの人に自分ごととして捉えていただくための世論喚起
・特にこれからこの問題に直面する若い人たちにリーチしたい。変えていかなければ、という機運を高めたい
広告の内容とデザインについて
広告案はメンバーの手弁当。出た案を今、話し合っているところです。デザインは私たちの渋谷区メンバーでもあり、#自分の名前で生きる自由 ロゴも作成してくれた漫画家&イラストレーターの水谷さるころさんが引き受けてくださいました。
なんで愛媛新聞なの?
当初、「全国あちこちでの屋外広告」も案としてありましたが、各地とも外出制限のため、断念。新聞広告に切り替えました。
3月10日の愛媛県議会で「選択的夫婦別姓や事実婚で犯罪が増える」という趣旨の差別発言があったために、県内シェアNo.1の愛媛新聞に出すことにしたのです。
私たちは愛媛県出身のサイボウズ社・青野社長と、松山市の医師・富永喜代さんとともに抗議文を出し、現在、愛媛県自民党に対し勉強会の開催を打診しています。
ただ「特定の議員を責める」「愛媛県民にだけ問いかける」のが目的ではありません(残念なことに、そんな偏見を持つ議員はまだ全国にいます)。
プレスリリースを出し、他のメディアやSNSにも取り上げていただけるようにすることで、できるだけ多くの人に話題にしてもらい、全国規模で法改正の機運を高めたいと考えています。掲載目標は6月。予定をお知らせしますので、ぜひ皆さんもシェアしてください!
議員も参加!5/10信州チーム主催のオンラインイベントにご参加を
対面でのイベントや勉強会は難しい…。でもそんなときもWebでやれば、全国の人とつながれる、ということで、長野県のメンバーが、5月10日(日)14時〜オンラインで選択的夫婦別姓勉強会を開きます。100名までご参加可能です。
市民中心の気軽なお茶会形式ですが、長野県選出の自民党・井出ようせい衆議院議員はじめ、地元議員さんたちも参加される予定です。
ご参加はこちらの申し込みフォームから(100名を超えた場合は、中部地方の方を優先させていただく可能性がございます)。
ご支援いただいた資金で、各地での勉強会もどんどん企画していきます。
皆さんの街でもぜひやりましょう!
「『法改正して』と議員さんに伝えに行こう!」メンバー募集
1992年以降に可決された111件の選択的夫婦別姓推進の立場での意見書のうち、44件が私たちの働きかけによるものです。直近の3月議会では、全国で18件の意見書が可決しています。
1年かけて達成した東京・葛飾区議会での可決は、毎日新聞の記事でも紹介されました。
なぜ自分の名前で生きたいのか、改姓でどんな困りごとがあるのか。1年以上かけて真摯(しんし)に訴えるうち、最初は反対していた葛飾区の自民党議員団が最後は応援する側に回ってくれた。
メンバーの一人は「説明することで味方が少しずつ増えていった」と振り返る。議員団幹事長の筒井孝尚区議は、同党東京都連から反対されてもなお「実際に改姓で苦しむ区民が目の前にいたから困りごとを取り除いてあげたいと思った」と胸の内を明かした。
自民党幹事長が、反対を押し切って区民の側に立ってくれたこと。まさに一人一人の声が議員の心を、ひいては国を動かすことにつながっていく事実を表しています。
とはいえ全国でいくら意見書が可決されても、国会にその声を届けなければ意味がありません。「国会議員への直接陳情」も行っています。
2月14日公明党本部で山口代表への法改正要望書提出
2月14日国会内での超党派有志勉強会
3月6日自民党本部での「女性議員飛躍の会」との勉強会
などを主催。政権中枢の議員にも個別面談で法改正を強く訴えてきました。
これらは、あなたにも今すぐできることです。だって私は2018年まで、議員と名のつく方とお話したことすらなかったのですから。
クラウドファンディング期間中は、承認制のFacebookグループにご案内しておりましたが、メンバー募集を再開します。公式サイトからお申し込みください。
国民主権の国。当事者が伝えることで、国も法律も、変わっていくことを、一緒に体感しましょう。
活動の様子はぜひ以下をフォローしてチェックしてみてください。
団体公式Twitter
https://twitter.com/chinjo_action
事務局長・井田奈穂Twitter
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インスタグラム
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最後までお読みいただきありがとうございます。ご支援いただいた皆さんに改めて、心から感謝を申し上げます。
#自分の名前で生きる自由 を、すべての人に!