コソボ🇽🇰③ 2日目プリシュティーナ / プリズレン

２日目。
ホテルの外から聞こえるクラクションで目を覚ましました。日本だとクラクションを聞く機会も少ないから、そんなことでも非日常を感じてしまいます。嬉しい。

ホテルからの景色。とても素敵な景色でした。

気温は低いものの、太陽の日差しが暖かく、爽やかな晴れ日和でした。
本当に散歩が捗ります。プリシュティーナ+観光で調べると、下の図書館が必ず出てきます。これが噂の図書館なのかあ、としみじみ見て来ました。

コソボ国立大学図書館

前述の通り、空港到着が遅かったため、空港のValaとIpkoは既に閉店していました。WiFiが無いと携帯が使え無いのは不便のため、SIMカードを買うことにしました。
街中の売店でSIMカードが売っているところを訊いて回っていると、Mother Teresa通りにValaがあることを教えてもらいました。お店に行くと、その場でプリペイドSIM（Pay as you go）を購入することができました。€7で、３０日間・4GB。短期旅行には最高ですね！ちなみに、SIMをアクティベートするために、作業が必要なのですが、窓口の方がそれまでさらっとやってくださいました。ありがとうございます。

マザーテレサ通りにあるVala

SIMカードも手に入れ、外で携帯を使えるようになりました。（これで迷っても大丈夫）ということで、プリズレン（Prizren）に向かうこととしました。バスターミナルに向かう途中、ビルクリントンの銅像を見つけました。

ビルクリントンの銅像

バスターミナルに着き、窓口でプリズレン行きのチケットを買おうとしたら、「バス内で買って」と言われました。カウンターで売ってるのは、国外に行くバスがメインのようです。

プリシュティーナのバスターミナル

プリシュティーナからプリズレンのバスは€5でした。乗車時間は約２時間弱。
少しの間ゆっくりします。ちなみに、車内にトイレはないので、事前に済ましておくと◎

間食が止まらない。

プリズレンではHotel Ofertaというホテルに宿泊しました。1泊€25でした。
ベット1つとテーブル1つのこじんまりとした部屋でしたが、とても快適でした。
ここは街の中心部に非常に近いため、アクセス面では最高でした！

Hotel Oferta

Hotel Ofertaから徒歩約2分、プリズレンの観光地の1つであるStone Bridgeに来ました。前述の通り、コソボは９割がアルバニア人ですが、このプリズレンはオスマン帝国時代の建築物が残っており、トルコの雰囲気を感じることができます。また、プリズレンにはトルコ語話者も多いようです。

ストーンブリッジとモスクのコラボ

お昼寝日和だね。

今回の旅行のハイライトのひとつ、クラフトビールのバーを見つけました！
アルバニア人の大半がイスラム教徒なので、クラフトビールを見つけられると思っていなかっただけに、とてもテンションが上がりました。早速プリズレンで作ったクラフトビールを飲みながら、ぼーっとすることに。。。

すると、アジア人が珍しいのか、現地の人が話しかけてくれました。それから、僕はビールを片手に、彼らはエスプレッソを片手に2時間くらい色々なことを話しました。
日本は早い段階でコソボを国として承認しているため、コソボの人は日本についてポジティブなイメージをもっているようでした。
コソボにはマイリンダ・ケルメンディという柔道の金メダリストがいるため、柔道もそこそこ知名度が高いようで、日本の選手を知っている人も多かったです。

あとは、自分達をヨーロッパの一部だとはっきり断言してました。イタリアの影響が大きいのか、みんな一日中エスプレッソを飲んでるし、色々影響を受けてるんですね。
今現在、EUに加盟申請をしているものの、未だ承認されてないようです。承認される日は近いのでしょうか。

他に面白かったのは、自分たちをアラブのイスラム教徒と比較してdifferent type of Islamsと説明していたことですね。「礼拝をしない人もいるし、飲酒する人もいるし、それぞれが好きに信仰すれば良い。どの宗教を信じていようと、彼らがアルバニア人である限りそれでいい」と言ってました。話していると、セルビア人との溝を感じる瞬間が多々あり、この発言もセルビア人を意識した発言なんだろうな、としみじみ思いながらビールを飲みました。

Te Kinezi、最高でした。

その後彼らと別れを告げ、山道を登り始めました。
プリズレンで調べると、Prizren Fortless（プリズレン要塞）があちこちで取り上げられており、絶対行きたいと思ってました。
ちょっとした坂道ではありますが、30分もかからず登れるほどの高さ・距離でした。その坂道の途中で小さなカフェを見つけたため、€1のエスプレッソで休憩して景色を楽しみつつ、また歩き始める。

プリズレン要塞で３−４時間ぼーっとしていると、イギリスとイタリアから来たバックパッカーに声を掛けられ、お互いの話をしてました。私のイメージではありますが、バルカン半島の旅行はバスを事前に予約できないため、現地で交通手段を確保する人が多く、このような情報交換の場が次の目的地を決めるきっかけにもなったりしますね。

プリズレン要塞。綺麗すぎて、ずっとボーとしてました。

上にも書いた通り、プリズレンはトルコの影響が大きいようです。そのため、トルコ料理が食べれるレストランも多かったです。Konakと呼ばれるトルコレストランで夜ご飯を食べました。

メニューが全然分からないKonak

そんなこんなで2日目が終わりました。