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「英語」だからって特別なこたぁないんですよ

いつもと毛色が違うし、総じて急に何の話?!となりそうですが、この記事を読んで「そうそうそうそうそうそうそうそうそうそうよね!!」と首がもげたので書きます。

実際どうしたら「使える英語力」にできるかは、こちらの記事をぜひ一読してもらえればと思うんですが、私はそれに加えて少しマインド面の話をしたくて。

私は昔から英語が好きで大学も外国語系の学部を出ているからか、よく知人や友だちに「英語できてうらやましい~!もっと活かせばいいのに!」といわれます。

でもね、そのたびに思うんです。

あんたかて、やれば絶対できるんやで!!!!

と。

これは根性論ではなく、まさにご紹介した記事でいわれているとおり、義務教育でひと通り学んだ時点で、私たちはみんな英語を話せる人の「途中段階」にはいるんですよ。

そりゃあ「英語が嫌いで嫌いしょうがない!学んでいた時間を返してほしいくらい憎い!」っていう人は…まあ来世に期待って感じかもしれないけれど。

でも「英語ができて羨ましい」と言ってくる人はだいたい「自分もできたらなぁ…」という気持ちがあると思うんですよ。

なのに「受験英語しかやってないから、無理」って諦めてる。

……いや、ちゃうやん!!!!!!!

たしかにリアルな場では、正直受験英語だけではあんまり役には立ちません。

言いたいことはでてこないし、もごもごしていると今度は相手が気を遣っていろんな言い換えをしてくれて、逆にますますついていけなくなることもあるし。

そして最終的に「言うてることはなぁんとなく分かるんだけどなぁ~~アハハァ…😂」とオリエンタルスマイルをかますしかなくなるのです。

でもさ、ここですよ。

「言うてることはなぁんとなく分かる」って受験英語のおかげじゃない?????

苦手だ嫌いだといいつつも、学校でやんなきゃいけないから、テストに出るから、文法や英単語をひたすら諳んじて覚えた人だって多いですよね。

それがちゃんと役に立っているから「なぁんとなく」なら理解できるんですよ。

ただそこから「まじヨユーで分かる、どんどん話そうぜ😎👊」になるには、そりゃそれなりに訓練が必要というだけの話。

で、その訓練はもう英語がめっちゃ好きか、めっちゃ必要か、このどちらかの状況にないとなかなか継続が難しいだけだと思うんです。

でもこれってさ、古典とか数学とか化学とか歴史の勉強だってそうじゃないですか?

枕草子とか方程式とか原子とか大政奉還とか「なぁんとなく分かる」こともあるけど、別に好きでも必要でもないからそれ以上は分からんってだけ。

かくいう私も、変わらず英語好きだけど、今は英語が必要ない生活だし、他のいろんなことで頭も気持ちも精一杯だから自主的に勉強する余裕はありません。

当然、英語レベルはぐんぐん下がってると思う。(TOIECでたしかめたい気持ちもあるけど、怖くて受けれない……)

私を知る人や友達はたぶん今でも、私のことを「英語ができる人」と思っているかもしれないけど、ぶっちゃけそうでもないよ。

「なぁんとなく分かるけどぉ~😂」の状態。

家に例えていうならば、社会人になった途端、雨風吹きさらし状態で放置したから、学生時代に時間をかけてせっせとこしらえた外壁や屋根ははがれて、受験英語で培った土台だけがむき出しで残っている状態。

まあそうは言っても平均よりは理解できるかもしれないから、土台に加えて柱も少しは残ってるかも。

ただこの土台が変わらずどっしりしてくれてるから、また余裕ができてぐんぐん勉強したくなったり、英語が必要になったりしたら、改めて外壁や塗装をやり直せばいいだけの話。

そしてこれはさ、きっとみんな一緒なんだよ。

世代や程度の差こそあれど、義務教育でひと通り習った英語はちゃんとあなたの基礎力になってる。

あとはそれをどう育てたいか、それだけ。

要らないんなら無理にやんなくていい。日常会話やスラングだけでいいならそれでいい。ビジネスでもバリバリ必要ならちょっと頑張ってみよ。

冒頭で紹介した記事でいう「あと一押し」をやるかやらないか、やりたいかやりたくないかは人それぞれかもしれない。

だけど「あと一押し」で結構使えるようになる程度の基礎はあなたにもきっとできているから。

受験英語じゃ到底太刀打ちできない、と諦めている人があまりにも多い気がして、もったいない気がしていつも私は勝手に悶々としているのです。

義務教育で頑張って勉強してくれた自分、もっと信じてあげようぜ。

偉そうに言う私も、実は翻訳の仕事にずっと憧れていたりするので、そろそろ勉強し直さなきゃなと思ってます。

まずはTOIECで現実受け止めよ…

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