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民謡

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2018年4月の記事一覧

炭坑節

炭坑節

つくよ つくつく 何がつく*アヨイヨイ
港々に 船がつく
お寺の和尚さん 鐘をつく
あなた私のボボをつく
*サノヨイヨイ

一部屋 二部屋 三部屋越え
たどり着いたる 四畳半
中では二人の 呻き声
外ではクシャミの生殺し(かみころし)

踊り仲間の 輪を抜けて
忍ぶ恋路の 二つ影
あまり芒が 揺れるので
お月さん見るフリ 見ないフリ

あなた一体全体 どこの人
顔は福岡 目は久留米
足は長崎 手は

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関さんの鯛つり唄

関さんの鯛つり唄

鯔(イナ)【イヤ】だ といってるのにヨー
主ゃ鰤【むり】やりに海老【ゆび】でナー
鮫【核】を鯨【くんじら】れ
サアヨー 言うたノー
舐めりゃ蛤蝓(なめくじら)

*ハァヤンサノ
ゴッチリ ゴッチリ 船頭
鰤かな 鯛かな
鯛じゃい 鯛じゃい
鯛ならはね込め
鰤なら釣り込め

だんちょね

だんちょね

沖の鴎と 淋病のマラは
うみをながめてヨ 涙ぐむ
*ダンチョネ

沖の大船 白波分ける
わたしゃお前のネ 股/裾 分ける

泣いてくれるな 抜きとる時は
中でヘノコがネ しゅんとする

三つしたのでよ フラフラするがヨ
可愛い○○子がネ 忘られぬ

二度とさせまい 浜辺の野郎に
穴の奥までヨ 砂だらけ

タント節

タント節

ハァー呑んで帰れば そりゃよいけれど
どこでつけたか 口紅を
「コラ私というもの ありながら
どこでキスした この助平」
夫婦喧嘩も タントタント
それから始まる そのわけだんよ

ハァー村のはずれの 地蔵さんの前で
先の嬶ァとすれ違い すれ違い
「コラおかかマメなか達者なか
少しやせたかアレわるか
アレがよかろか悪かろが
今じゃ他人だチチしゃべな」
縁が切れれば

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茶っきり

茶っきり

唄はちゃっきり節 男は次郎長(アニキ)
花は たちばな マラは たちマラ
茶のかおり
*ちゃっきり ちゃっきり ちゃっきりよ
きゃあるが鳴くんで 雨ずらよ

お茶の新芽と 二八の娘
人に揉まれて 揉まれ揉まれて
味がでる

来たら寄っとくれ あばら家だけど
入れて出しましょ ヌルいお茶でも
熱くする

朝の茶柱と チンコがたてば
ヤル気マンマン ノッてイクイク
運開く

《for アニキ》

東京音頭

東京音頭

“時は千摺元年サネ暁に燃える頃、大エロ八百八町を、荒らし回るは膜無しのお万。それを追うのが金玉之臣。一の子分を毛無しの珍太。
「待てぇ!膜無しのお万」
「何を小癪な!毛無しの珍太」
珍太追えば、お万逃げる。お万逃げれば、珍太イクー!
月経街道、追いつ追われつ着いた所が、
京祇園の四畳半。東山三十六峰ならぬ四十八手、静かに眠らぬ丑満刻、突如響くお万の嬌声。
さて始まった珍太とお万の戦い。
果たして、

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デカンショ節

デカンショ節

不感症 不感症で 半年暮らす *ヨイヨイ
あとの半年ゃ 寝て暮らす
*ヨーイ ヨーイ 不感症

丹波篠山 山家の猿が/山出し娘
花の東京で ストリップ
*ヨーイ ヨーイ デッカンショー

野良で鍛えた 出っ尻美人
踊り下手でも 客がつく

ハダカハダカで 真昼は舞台
夜のなかばは 秘密ショー

世界まわるより オメコ淵まわれ
穴に落ちても 損はない

酒は米の汁 ビールは麦の汁
可愛い坊やは 俺の

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