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戯れ歌講釈「東京音頭」珍太お万の大合戦

第一部

“時は千摺元年サネ暁に燃える頃、
大エロ八百八町を、荒らし回るは膜無しのお万。
それを追うのが金玉之臣。
一の子分を毛無しの珍太。
「待てぇ!膜無しのお万!」
「何を小癪な!毛無しの珍太!」
珍太追えば、お万逃げる。
お万逃げれば、珍太イクー!
月経街道、追いつ追われつ着いた所が、
京祇園の四畳半。
東山三十六峰ならぬ四十八手、
静かに眠らぬ丑満刻、
突如響くお万の嬌声。
さて始まった珍太とお万の戦い。
果たして、珍太が勝つか、お万が勝つか、
珍太が勝つか、お万が勝つか、
珍太か、お万か、
珍か万か珍か万か”
〽チンカマンカ チンカマンカ・・・

ハァ~春は楽しや/春は良い良い/春が来たなら/春が来れば
チョイト 桜の下で/花見の席で ヨイヨイ
花を/桜/人をかき分け
花をかき分け マン中へ ソレッ 
ぐっと入れたら/ぐっとなぁソレ/やっと入れたよ/そうーっと
ヨイヨイヨイ
もっと入れてもヨイヨイヨイ

おっとちゃんもおっかちゃんも
 元気出して 元気出して
 チンコ出して マンコ出して

ハァ~夏は楽しや 
チョイト 海水浴で/海辺のそばで ヨイヨイ
波を/砂をかき分け
波をかき分け その中で サテ
グッと入れたらヨイヨイヨイ
ちょっと入れてもヨイヨイヨイ

第二部

“てれつくてんの奇妙頂礼。
頃は手練手管の気の行くミ〔巳・身〕の年、
股ヶ原臍下腹の大合戦。
珍宝剥高むけたかという武者一騎、
皺だらけの陣羽織を着し、雁高の兜をかむり、
四寸二分の小太刀をもって、
ただひたすらに割目々々と進み行く。
さて一方、ぼぼしたくなる駿河の城主で
薄毛少将生隆はえたか侯の築きたる深堀に陣取るは、
その名も高き天下の尼将軍核子さねこ姫、
今や遅しと待ち受けたり。
聞くより早く珍宝剥高、
紅顔の美丈夫を左右に従え、
股へ割り込み腰を引寄せ、
越中褌破らんばかりにえ立つ陽物を
千変万化に突き回す。
もはや暫時も堪えかねたる核子姫、
「はぁはぁひぃひぃ」
と気遣りの声もいと凄まじく、
陰茎へのこ伝わる淫水の
「にちゃにちゃにちゃ」と溢れ出ること、
千丈の掘を切り破るがごとき形勢なり。
それを見ていた半紙美濃守塵紙左エ門、
勝負あったと拭き取ったり。
やがて夜は深々と更けわたり、
夢か現か幻か・・・
いずこで爪弾くやら三味の音が・・・”
〽オッペシャンコ チンコマンコ
 生理/月経パンツ 摩羅サック

ハァー秋は楽しや 
チョイト松茸狩りで ヨイヨイ
枯葉/草を/柴をかき分け
枯葉かき分け マン中へ ソレッ
グッと入れたらヨイヨイヨイ
ググッと入れたらヨイヨイヨイ

ハァー冬は楽しや
チョイト炬燵の中で
布団/裾をかき分け
足をかき分け マン中へ/その中で サテ
・・・ッと入れたらヨイヨイヨイ
チップ入れてもヨイヨイヨイ

*とっとチンコ かっか舐め
 かっかマンコ とっと舐め
*ええじゃないか×2/どっちだっていいじゃないか
 減るもんじゃないじゃないか

*父ちゃんも母ちゃんも
 元気出して 現金出して
 チンコ出してマンコ出して
 財布出してお札だして
 チンコお札ウンコお札マンコお札ウンコお札
 チンコマンコ……マン札~

『W・H歌のグランプリ』
ポッポ チンポの合戦
てれつくてんの帰明頂来気の行く巳の年穴の三月したくなるする河の国は味方が原に腰の中央より木綿縮メンの幕を張り幕の中には○○する河の城主薄毛少々生えたがころ/\のきづきたるづくづく谷の深堀をかまえ如何なるごう勇○ラ敵来るとも、ぐにゃつくまでもしてやらんと、かかる所に大珍宝彦左衛門、雁高おうむくれん半兵衛、雁首むく郎左衛門我先に進まんと筒先揃えて股ぐらえ突込んだり。
幕の中には○○珍宝戦で死ぬる/\相気やりの声耳間が崎よりびょうぶが浦までひびき渡り渓水川の堤を切り破り四方白波起る斯る所へ半紙美濃の守チリ紙左衛門まかり出てぐにつく汚れ拭いとり子安大明神のとびらを開いて穴かしけ/\

戯れ唄講釈「東京音頭」珍太お万の大合戦

◆時は千摺元年サネ丑満の頃、江戸城大奥を騒がすは快盗サネなしのお万。一方これを追うは目明かし横根の珍太。大江戸八百八町、穴場を探せど見つからず。あゝ天に昇りしか地にくぐりしか、神出鬼没はサネなしのお万。
今日もひびの入った土手を探っていた珍太、一つ目小僧の出入りする怪しき穴を見つけたり。あゝ天網恢々疎にして洩らさずの譬あるがごとく、お万はサネを抱いて、その中に隠れているのでありました。
「お万、御用だ」「しゃらくせえ、珍太」
珍太追えば、お万逃げる。お万逃げれば、珍太いっくう!
月経街道、追いつ追われつ着いた所が、京祇園の四畳半。東山三十六峰ならぬ四十八手、 静かに眠らぬ丑満刻、突如聞こえるお万の嬌声。珍太危うしとみれば衛生サックに身を固め、お万危うしとみれば赤い腰巻はらりと外し、さて始まった珍太とお万の合戦。果たして、珍太が勝つか、お万が勝つか。珍太か、お万か。
〽珍か万か チンカマンカ月経パンツくっさい臭い
ハアー
 春は楽しや チョイト 八坂の花見 ヨイヨイ
 桜かきわけ 桜かきわけ 真ん中へ ソレッ
 ぐっと入れたら ヨイヨイヨイ
 ちょっと入れてもヨイヨイヨイ
 (父ちゃんも母ちゃんも チンポ出し チンポ出して マンコ出して)
ハアー
 夏は楽しや チョイト 琵琶湖の浜で ヨイヨイ
 波をかきわけ波をかきわけ 真ん中へ ソレッ
 ぐっと入れたら ヨイヨイヨイ
 ちょっと入れても ヨイヨイヨイ

◆てれつく(リンガの異称)てんの喜妙ちょうらい。頃は手練手管の気の行く身の年、股ヶ原臍下腹の大合戦。珍宝剥高むけたかという武者一騎、皺だらけの陣羽織を着し、雁高の兜をかぶり、四寸二分の小太刀をもって、ただひたすらに割目々々と進み行く。
さて一方、ぼぼしたくなる駿河の城主で薄毛少将生隆はえたか侯の築きたる深堀に陣取るは、その名も高き天下の尼将軍核子さねこ姫、今や遅しと待ち受けたり。
聞くより早く珍宝剥高、紅顔の美丈夫を左右に従え、股へ割り込み腰を引き寄せ、越中輝破らんばかりにえ立つ陽物を千変万化に突き回す。高腰早腰絹漉きぬごしと綾をなしたる曲腰に、もはや暫時もこらえかねた核子姫、「はぁはぁひぃひぃ」と気遣りの声もいと凄まじく、陰茎へのこ伝わる淫水の「にちゃにちゃにちゃ」と溢れ出ること、千丈の堀を切り破るがごとき形勢なり。
それを見ていた半紙美濃守塵紙左エ門、勝負あったと拭き取ったり。
やがて夜も深々と更けわたれば、夢かうつつか幻か、いずこで爪弾くやら奏者三味の音が、
〽チンコマンコ シャンコマンコ
 チンコマンコ シャンコマンコ
ハアー
 秋は楽しや チョイト 高尾の月見 ヨイヨイ
 すすきかきわけ 薄かきわけ 真ん中へ ソレッ
 ぐっと入れたら ヨイヨイヨイ
 ちょっと入れても ヨイヨイヨイ
 (父ちゃんも母ちゃんも 蝮飲んで 元気出して)
ハアー
 冬は楽しや チョイト 祇園の舞妓 ヨイヨイ
 裾をかきわけ 裾をかきわけ 真ん中へ ソレッ
 ぐっと入れたら ヨイヨイヨイ
 ちょっと入れても ヨイヨイヨイ

西はるか『声に出して唄おう日本の春歌』

東京音頭のかえ歌なども、愛嬌があってヨイ。
まずは立教調。
一、はあー、春がくればちょいと桜の下で、
 ヨイヨイ
  桜かきわけ、桜かきわけ、まん中に
  やっと いれたらヨイヨイ
  やっと いれたよ いい気持
  (おはやし入る)
  どっちだっていいじゃないか
  へるもんじゃないじゃないか
二、はあー、夏がくればちょいと海辺のそばで、
  砂をかきわけ、砂をかきわけ、まん中に
  やっといれたらヨイヨイヨイ
  やっといれたよ いい気持
  (おはやし)
というチョーシで秋、冬とつづいていくが、おはやしは春夏秋冬とも、同じやつを繰り返していくのが 何ともほがらかだ。これが早稲田になると
  あー、春もはよから
  あー、夏もはよから
  あー、秋もはよから
  あー、冬もはよから
と頭だけがかわり、おはやしは同じだが、
  さすったっていいじゃないか
  へるもんじゃないじゃないか
と変わる。
ちょいと変わっているだけだが、これだけで立教とワセダのスクールカラーの違いがわかるから、歌とはおっかないもんだ。

「大学春歌考〽ヨサホイノホイ」
プレイボーイ1971.3.16


いれて❤️