おともだち
昨日、午後から小学生の頃からの友人と兼六園を散歩したり、飲んだりした。
その友人は、私の体調も気づかってくれるし、私の現状についても理解してくれるいい友人である。大切にしなくては。
しかし、この友人とお話をしている時はいつもビクビクしている。約束を決める時はいつも憂鬱になる。何かをして指摘されないか不安で、頭の中がゴチャゴチャに、疲れてしまう。
友人は小学生の頃から、少し高圧的な所がある。しかし、いい人である。趣味は合う。私に合わせてもくれる。そうしてビクビクしながら、友人ってなんだ?とか思いながら、15年ほど付き合いを続けている。
昨日は友人と話していて、昔感じた嫌な感覚を思い出した。私の身体が小さくなるような、縮こまるような。肩掛けバッグの紐を握りしめながら生きていた頃を思い出してしまうのだ。
その友人と話していると昔の私に戻ってしまう。頭は働かないし、話していると言葉がゴチャゴチャして、相手と噛み合わない。「あー、自分ってやっぱり普通じゃないんだな」
友達ってなんだろう。
それにしても、兼六園の桜は綺麗だった。
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