『拜居奇味面』に行く。(シリーズ『2021年成都麺館50家探訪③』)
勝手に私が成都50強の麺館に行くシリーズ『2021年成都麺館50家探訪』3回目。
麺館の背景等はろくに調べもせずにただ食って適当に書くだけという本当のフリースタイルです。
無料だから勘弁してください。
でもお前のことは死んでも俺が守るから。
本日は『拜居奇味面』に行くことにしました。
拜居奇味面に到着。
昼時なのもあり、店内外は既に多くの入店待ちのお客さんでごった返しています。
というか、むしろ外で食っています。
半分以上のお客さんが店外で食っています。
プラ椅子を机代わりにして外で食うという新しい野外フェスです。
私も店の外で注文を済ませ、プラ椅子を机代わりにして待機してみます。
私の椅子(テーブル?)。足元が壊れてる。
私が食べる間だけ何とか持ち堪えてくれ。
店外での麺待ちの風景はこうです。
遠くでオバちゃんが食券の番号を叫ぶので威勢良く返事をして自分の麺を受け取ります。
私も「这儿!」と威勢良く挙手をしました。
そんな私も、もう40歳。
こんなところで威勢よく挙手をしている場合ではありません。
私の素椒杂酱面がやってきました。
コックの繊細さを一切感じさせない盛り付け。
混ぜるとこう。
味はまぁまぁです。
麺にコシがあってまぁまぁ。
この店は麺を売っているのではなく、野外でプラ椅子に載せた麺を食べるという体験を売っているのだ。ふと、そう思いました。
顧客に商品を売るな、顧客には体験を売れと何処かの誰かが言っていたような気もしましたが、一体誰が言っていたのかよく思い出せませんでした。
そういうのを全てうやむやにしたままで生きています。
今日の店
拜居奇味面
四川省成都市武侯区肖家河西一巷8号附15号
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