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中国在住オッサン マガジン

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#海外駐在

3年ぶりの帰郷

先日、妻の江西省の実家に3年ぶりに里帰りした。今回1歳になったばかりの娘を連れての帰郷だった為、義父母は大喜びしていた。去年はコロナ初期に義父母は生家のある農村が封鎖され、二カ月以上も農村に閉じ込められており大変な目にあっており、帰ることができなかったが、やっとのことで腰の重い妻の尻を叩いて帰ることが出来た。その際、色々考えることがあったので、今回NOTEにまとめてみることとする。 後で気づいたが、この建物は実は鎮政府ではなく、県政府のものだった。妻の実家がある鎮と県の中心

いわゆる「鎮」に行ってみた

鎮とは何ぞや?鎮。 この文字を見て頭に浮かぶのは何だろうか。人、それとも光景?私からしたら鎮と言えばこのお方しか頭に浮かばない。知らんけど。 そう、鎮の皇帝、鎮皇。 最近JKだとか、人妻だとか、上海駐在っぽくなったり忙しいが(笑)私にしたら鎮と言われて浮かぶのは間違いなく彼である。鎮に行けたら行くと過去に彼に言ってしまっている手前、行かないわけにはいかない。関西人の行けたら行くわーは「行かへん(行かない)」という意味だが、私はあえてタブー(?)を犯し、鎮へ行くことを決め

性都東莞時代を振り返る

SARSの真っただ中の香港へ渡航私が広東省東莞市に住んでいたのはもうかれこれ16〜18年前にもなる。 当時大学を卒業したばかりで、香港の企業に就職した私はSARS真っただ中の香港へ飛んだ。渡航前に嫌というほどニュースでSARSの恐ろしさが報道されていたのだが、私は当時若かったこともあり、特に深刻に捉えていなかった。まあ、今考えりゃほんとバカだった。もちろん、親は心の中では泣いてたであろう。ごめんなさい。 香港に渡航したその日の晩、社長と董事長に香港式海鮮レストランに連れて