大崎甘奈の恋愛観〈序〉─【ないしょのスイーツ】編
まずはみなさん、こちらをご覧ください
僕の彼女です。どうだ、可愛いだろー???
……みたいな(めんどくさい)ガチ恋勢を量産した罪深きアイドル、大崎甘奈。みなさんは好きですか?私は大好きです。だって付き合ってますから。
それはともかく、全国300億人のプロデューサーたちは何故次々と甘奈にガチ恋してしまったのか?最初から可愛かったから?それはそうなんですがおそらく…
凛世や恋鐘に代表されるいわゆる「Pラブ」勢へと数えられるようになったからだと思われます。そのきっかけになったのが…
【ないしょのスイーツ】事件です。引きましたよね?最近復刻されましたしねぇ?限定セレチケだってありましたもんね?Trueまで見てきてください。見てきました?悶えました?よし、準備はいいようですね。
というわけで今回は大崎甘奈と「Pラブ」についての研究論文をなんと〈序〉〈破〉〈急〉の三本立てで発表したいと思います。当記事〈序〉では【ないしょのスイーツ】大崎甘奈のコミュについて、〈破〉ではGRADについて、〈急〉ではなんかうまいことまとめていこうかなって感じです。復刻されたことによる突発的記事かつ解釈が分かれる内容になってますが最後までお付き合いいただければ幸いです。
はじめに
上のシーンのインパクトから【ないしょのスイーツ】事件などと表現しましたが、結論から言えば甘奈はこのコミュで恋に落ちたわけではありません。ただ甘奈の恋愛観を紐解く上で重要なコミュであることは間違いなく、大局的にここが大きなポイントになったと思います。それでは早速振り返りをしていきましょう。
A's unhappy
何かを察したように真顔になる甘奈。かわいそう
行列のできるお菓子屋さん。たまたま人が少ないところに甘奈とシャニPが出くわして並びます。
こんなに楽しみにしてたのに…
上の電話により今日は諦めざるを得なくなってしまいます。ここでの選択肢2つはシャニPが甘奈をフォローする感じなんですが、「運が悪かったな…」では甘奈が自分で切り替えます。
素敵な考え方です。今後の展開の呼び水となるか。タイトルと連動してるんでこれが正解っぽいですけど、器用ではあるが強くはない甘奈に自ら切り替えを求めるあたり流石シャニマスって感じ。
warMing heart for f
電話「やぁ、また会ったね^^」
実はこのコミュが【ないしょのスイーツ】大崎甘奈を結論まで導く重要な話なのです!内容自体は甘奈が友達にデートの相談をされて、具体的に答えられず悩む甘奈にシャニPがアドバイスするというものです。ここのやり取りにも面白いシーンがあります。例えば、両親の話を聞くようにアドバイスしたところでは、
なんとシャニPの恋愛遍歴について突っ込もうとします…あわわ…
まぁ電話くんが空気を読んだので事なきを得ましたが。惜しいな…
しかしこのコミュで注目したいのは行間です!つまり甘奈が友達に恋愛相談を受けるというシーンの裏側を考えるということです。花の女子高生がデートについて話してるということは、友達も「つーか甘奈はどうなの?」的な話振るに決まってません?「いやいや甘奈はアイドルだし!」的な返答もおそらくテンプレートでしょうが甘奈の可愛さを考えれば友達も引き下がらず「○組の××が~」とか「サッカー部の先輩が~」とか言ってくるんですよ!軽く妄想入りましたがここで年相応の恋バナが咲いたであろうことは予想の範疇だと思います。まとめると、
・友達がクラスの男子と付き合って今度デートに行く
・そんな友達に恋バナを振られる(仮定)
この2点を踏まえれば甘奈が突如恋愛について意識し始める火種としては十分なわけです。
さらに言えば相談に具体的に答えられない=少なくとも今はそういう相手がいない、なので現時点で恋を意識した時に思い浮かべるような人物ってのは1人しかいないわけです。それが出かかったのが、
さっきのシーンです。無意識にプロデューサーさんはどうなのかなって気になっちゃったんですね。
確認ですが別にまだ恋してるわけではありません。今までは目立ってなかった恋愛の可能性がちらついた程度です。しかしこのゆらぎこそがこのコミュで現れた重要なポイントってわけです。はい、ここテストに出ます。
dAte with T ☆
ていうことしてた?デートのアドバイス?甘奈、嘘だよな…?
…なんて(めんどくさい)ガチ恋勢演じて見せましたが杞憂でした
甜花とのお出かけかーなるほどねー。というわけでこのコミュは箸休め回です。なんというか、「そうそうこれが甘奈だわ」的なね。楽しそうにお出かけの様子を聞かせてくれます。こんなにも目を輝かせながら。
楽しそうだしアドバイスも上手くできたようだし何よりですね
warmiNg heart for …
というわけでここまで記事書いた私を誰か褒めてください
『warMing heart for f』で現れた恋の火種にもう少し火をつける話。つまり重要ってことです。まずは最近疲れ気味な甘奈を気遣って先んじてレッスンを軽くするよう手配していたシャニPから。
流石シャニP。こんなん誰が惚れたって不思議じゃないですけどね、正直。ちなみにこの「お見通し」は甘奈をプロデュースしてるとよく出てくる表現で、シャニPがよく自分のことを分かっていてくれる時、またそれが嬉しい時によく出てくるフレーズですが、〈破〉で取り上げる『GRAD』編ではそれが甘奈を締め付けるシーンがあります。それは次回をお楽しみに。
本筋に戻ります。話としては学校へ甘奈を送ったシャニPを友達が目撃して褒めるという内容です。
ここでも読むべきは「行間」です。友達がシャニPを評するシーンの裏側ですね。
このノリノリ具合からシャニPを目撃して、「この間の話の続きができる」「なんだ甘奈にも「いい人」がいるんじゃん♪」って思ったことでしょう。実際回答は「甘奈のプロデューサー」だったわけですが、おそらく友達はシャニPの所作や甘奈と接する様子、加えてシャニPと一緒にいる甘奈の様子を見ているのです。いろいろ察したのでしょう。「あんなにかっこいいプロデューサーがいたなんて」「そりゃ同年代に惹かれないわけだ」「実際のとこどうなの?付き合ったりしてないの?」「好きだったりしないの?」など…やりとりは妄想に過ぎませんがこんな話があったのは間違いないでしょう。「warming heart for」までタイトルが一緒なのはそういうことです。友達との恋バナで話が繋がっているからです。
それにしてもベタ褒めですね。ピンときた友達が背中を押そうとしているんだろうなと思います。
あとここでの選択肢ではどれを選んでも破壊力の高い甘奈を堪能できます
・その評価に恥じないようにするよ
【ゆらゆらアクアリウム】を読んでね☆
・それは嬉しいな
このあとシャニPが断って甘奈がシュン…となります
・そんなに褒めてくれたのか
ここでは「アイドルとして」という意味を含んでいます。というのも
直前に「プロデューサーとして」という言葉を受けているからです。「アイドルとして」大切に思っているから「甘奈も一緒だよ」とつぶやいているんですね。言い聞かせるように。だからこれは「恋愛感情」とは違う、みたいな葛藤があったかまでは分かりませんがね。
A’s happy with …
「ありがと」
あの時食べられなかった話題の店のプリン。甘奈はデートの件の報酬で一足先に食べます。しかしどうやらハロウィン限定のプリンが出るようで…?
シャニPもチェック済み。でも仮装が条件かー…
というわけで赤ずきん甘奈とお出かけ。どこにあったんやこんな衣装…
さていよいよ件のシーンですね。ダイジェストで一気に見てみましょう
はい、ごちそうさまでした。正直ここの意味とかどうでもよくて甘奈が可愛いってことだけ伝えたい…。でも折角ここまでやってきたので続けます。ここで考えたいのは甘奈が「付き合ってます…から…」と答えた心情についてです。
ここまでの内容を踏まえた結論は以下の2つです。
・甘奈がシャニPを大切に思う気持ち
甘奈がシャニPを気遣ったため。実際こちらが理由の大半を占めていると思われます。ポイントとして、
美味しいプリンに、どうせならコーヒーフレーバーのシュガーもつけてあげたい…そんな一心だったのでしょう。結果として甘奈はアイドルとしては少し大胆なことを言ってしまったのです。
・漠然とした恋愛関係への憧れ
しかし気遣いだけで甘奈の性格上そんな簡単に「付き合ってる」なんて言うでしょうか?それを裏付けるのがここまで考察してきたこの感情です。そもそもこの感情が芽生えたことこそが【ないしょのスイーツ】大崎甘奈の描くメインテーマです。
以前よりも恋を身近に感じるこのタイミングで、
「甘奈とプロデューサーさんって付き合ってるように見えるんだ」
「ほんとに付き合っちゃったらどうなるんだろう…」
みたいな好奇心、ともすれば憧れみたいな感情が芽生えていたとすれば…?
相手への気遣いを半ば免罪符に、甘奈は、言いました
繰り返しになりますが、恋に落ちていたからこう言った訳ではありません。大切な人への純粋な気遣いと、もしそうだったら…というちょっとした憧れが混ざり合ったドキドキが、甘奈にこう言わせたのです。
で、結局どうなったかというと…
アイドルとしては少し軽はずみな発言を嗜めます。しかし、
甘奈の「甘奈がシャニPを大切に思う気持ち」の方を汲み取ってフォローします。ここイケメンムーブ。もう1つに気付いていたかは定かではありませんが、甘奈の分かってほしい方の気持ちには理解を示します。いわゆる「お見通し」ですね。
だからここで「ありがと」なのです
最後はとびっきりの可愛さを魅せて〆
ちなみにお気付きでしょうが各タイトルの大文字部分(Tを除く)だけを上から読むと…?幸福論誕生。
まとめ
ほんとはこれ以前のコミュとかも振り返りたかったんですけど分かりにくくなるかなーと思い【ないしょのスイーツ】に絞りました。たまたま復刻も来ましたからね!天啓かと。【ないしょのスイーツ】は私にとって初めて引いた限定ですし、グレフェス素人の私をグレ6まで連れていってくれたカードなので思い出深い1枚です。初めてTrue End見たときはヤバかったですね。控えめに言ってガチ恋です。おいでよPラブ甘奈沼。
大崎甘奈の恋愛観〈序〉ということで甘奈に恋の火種が生まれる過程を見ていきました。いよいよ次の〈破〉では『GRAD』編を通じて恋に落ちる瞬間を取り上げていきたいと思います。いつになるか分かりませんけどね?これから『Landing Point』も追加されるでしょうから書きたいことが変わるかもしれませんし。予防線はいくつ張ってもいい。
ほんとはもっと早く仕上げて「みんな!復刻来てるよ!引こう!」みたいな販促するつもりだったんですけどもう終わりですね☆まぁ引いたみんなと内容振り返りの場になればってことでここはひとつ…。こいついつも書くの遅いって言ってんな。反省しろ。
さよなら復刻。そしてまたねみなさん
NEXT>>>
おまけ
今回のやつ
ちょっと前のやつ
シャニPの成長なのか単にアイドルの違いなのか…これ以上は特に突っ込みませんが上みたいなやつとか、
あとこういうのとか?もっとほしいよねって話でした!以上です!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?