【いまさら聞けない】IR実施法

IR(カジノを含む統合型リゾート)の誘致について『統合型リゾート整備推進法(カジノ法案)』が2016年12月に成立しました！
日本は長年カジノを禁止しており、解禁によって反対の声が多く上がっている現場です！

カジノ法案のメリット、デメリット、今後どうなっていくのかなどのいくつかのポイントを説明していきます！

カジノ法案とは？

カジノ法案のメリット、デメリット

今後の展開

カジノ法案とは？

正式名称が『特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律』であり、IR施設を作るための法律です！

単にカジノを作るための法律ではないことを理解しておく必要があります！

その前にまず、

そもそもIR(統合型リゾート)ってどんな施設なんだ？

IRと聞くと、カジノのイメージが強くなりがちですが、他にもホテルやショッピングモール、レストラン、アミューズメントパーク、MICE施設をひと区画にぎゅっとまとめた複合型の観光施設です！

"横浜市ＩＲ（統合型リゾート）等新たな戦略的都市づくり検討（これまでの検討）より"

つまり、どの世代でも楽しめる様々な施設がまとまった施設です！

カジノ法案のメリット、デメリット

カジノ法案が成立するまでに数多くの議論が交わされて、様々な賛否が出てきました。その賛否の元となるメリット、デメリットはどんなことが挙げられるでしょうか？

▽メリット
・外交人観光客の増加による経済効果

・IR施設での雇用の促進

・インフラ整備による地域発展

日本でIR事業を始める大きな目的は、外国人観光客に多く足を運んでもらい、日本経済を発展させることです！

平均年収が20年近く停滞しているのにもかかわらず、物価が上がっているこの経済問題を解決するべく、観光大国として発展していくことを目指しています。

また、これに伴い雇用の増加や、インフラ整備にによって周辺の地域の発展に大いに貢献することが考えられます

▼デメリット
・ギャンブル依存症増加の懸念

・治安の悪化

・マネーロンダリング

IR反対派で最も多い意見が、『ギャンブル依存症増加の懸念』です。政府側もこの対策は重要項目であると認識しており、入場制限や入場料の徴収などを『IR実施法』にて定めています。

他にも、周辺地域の治安の悪化、マネーロンダリングの現場となる危険性があります。
政府の今後の対策に注目するところです！！

今後の展開

IRの法律や本部設置は既に成立しており、(2021年9月10日現在）今後は基本方針や、候補地や事業者の選定、開発が行われます！

当初は2020東京オリンピックを目処に開業を考えられていましたが、コロナウイルスの蔓延により延期、また政府、自治体も活動一時停止を余儀なくされており、現在はオープン時期は未定の状態です。

今後の展開が気になるところですね！！