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film photo


写真はフィルムカメラで撮っています。

なぜフィルムで撮るのか、
と問われることも自分に問うこともたまにあります。

はっきりした答えはなかなか言葉にできなくって、

デジタルにはない雰囲気が好き
現像する楽しみがある

とか言うこともあるけれど、
これは言いたいことのほんの1割くらい。

難しいけど、確実に言えることは、
フィルム写真をはじめてから世界はより明るくなりました。

道の隅で咲いている花
光を浴びている雑草
いろんな表情をする空や月
エンドレスに輝く光と波

まだまだ見逃しているものもあると思うけれど
美しいものが目に入ってくるようになりました。

怖くて恐ろしい事や心苦しい可哀想な事も
たくさん起こるこの世界だけど、
綺麗な明るい光は消えず、いつもそこにある。


フィルムで撮るということは
光を見つめるということ。

1枚1枚を丁寧に切り取って、現像して、プリントして、
ずっと手元に残す。その光が永遠になる。

その光を見て思い出すこともあるし、
新しい何かに繋がることもある。

何もなくても、
楽しかった日の一部をずっと手元に残せるのは嬉しい。

だからこれからもフィルムで撮り続けます。

光の方へ進みながら。



kupka

Chinami Yamakawa

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