蒼穹之昴
老仏爺!
浅田次郎の『蒼穹の昴』を日中で合作したドラマをご存知でしょうか。
舞台は清朝末期、光緒帝の時代です。世界は帝国主義で満たされ、日本も明治維新を経て富国強兵を進めています。
中国は長く続いた皇帝中心とした専制政治を変えることができず、列強の侵略に苦しんでいます。光緒帝はそんな中即位しますが、実権を握っているのは皇太后の西太后でありました。このような時代に科挙をトップ合格した梁文秀と、その義兄弟で宦官となる李春雲のお話です。
梁文秀は官僚として順風満帆の道を進み、皇帝の側近となり、李春雲はその素直で真面目な性格から宦官として出世し、西太后の側近に。
一方で西太后の政治家の面と本心の両面を描き、一方では皇帝の苦悩を描きます。これが非常に面白い。
私が好きな中国歴史ドラマのトップ二つのうち、一つがこの「蒼穹之昴」です。ちなみにもう一つは「大秦帝国」です。
この二つのドラマについては、何度みても飽きず、この「蒼穹之昴」にしても、もう5、6回はみてますがやはり面白いです。
日本でも放送されていますので、ぜひご覧ください。
ちなみに西太后は田中裕子が演じていますが、この演技がまた最高で、もはや西太后として見えなくなっていきます。
もう何度もみてますが、エンディングではやはり泣いてしまいますね。
小説も読もうかなぁ。
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