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CHINA CASE 2024-05

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急速に進む中国のCASE(Connected,Autonomous,Shared&Service,Electric)やMaaS、自動車産業についての最新情報。BYD、MINI E… もっと読む
自動車業界ではすでに無視できなくなっている中国の自動車に関する情報をタイムリーかつ簡潔にレポート化… もっと詳しく
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記事一覧

新興WeRide、仏ルノーと全仏OPで自動運転シャトルバスを運営

中国自動運転スタートアップ文遠知行(WeRide)は、仏ルノーの今後の自動運転戦略の核心的要素となったことを発表した。 自動運転を切り口にした、ルノーの公共交通方面における低炭素モビリティ領域の探索と実践に協力していく。 https://www.chinacase.xyz/archives/28055184.html

ステランティスと蘭に合弁会社設立、新興のLEAP海外進出加速

ステランティスと中国新興メーカー零跑(LEAP)は2024年5月14日、両社の合弁である零跑国際(Leapmotor International B.V.)が登記に必要なすべての手続きを完了、設立したと発表した。 持ち分はステランティスが51%、LEAPが49%。両社は2023年に資本提携、今回の合弁展開をすでに予告していたが、それが実現した形。 https://www.chinacase.xyz/archives/28054983.html

NIOが第二ブランド「楽道」と初弾SUV発表、Model Yキラー?

中国新興メーカー蔚来(NIO)は2024年5月15日、第二ブランド「楽道」を正式に発表した。 その初弾となる中型SU BEV「L60」は21.99万元で、NIOの基本的には30万元以上という価格帯と差別化を図った。 同年9月に発売開始、即日納車を開始するという。 https://www.chinacase.xyz/archives/28062164.html

長城、海外進出加速、2030年に年間100万台販売、日韓が競合

中国民間メーカー長城汽車(海外ではGWM)は2024年5月11日、株主カンファレンスを開催、株主や、ファン、メディアと交流を行った。 その中で、今後力を入れていく分野として、海外市場開拓を挙げ、2024年の海外販売目標を50万台とし、2030年までに年間海外販売100万台を目指す、とした。 https://www.chinacase.xyz/archives/28005899.html

一つのデータだけを切り出して分析すると見誤る中国自動車市場

中国自動車工業協会(中国自工会)が発表した2024年4月の中国新車販売台数は前年同月比9%増、世界最大の市場になっているのに引き続き力強い成長を遂げている― 同月のトヨタ、ホンダ、日産の日系3社の中国新車販売はいずれも2桁マイナス成長、日系の中国における苦境を浮き彫りにしている― 乗聯会が発表した同月の中国新車小売台数は同5%減、実は中国消費者の自動車購入意欲は減退している― https://www.chinacase.xyz/archives/28002818.htm

上汽集団もBEV離れ顕著、新型PHEVシステム「DMH」正式発表

中国国有メーカー上汽集団のオリジナル乗用車ブランド「栄威(ROEWE)」は2024年5月10日、独自のハイブリッド技術「DMH」を正式に発表した。 2023年11月に、その一端を公表していたが、今回の正式発表で、今後この技術を搭載した、先の北京モーターショーでも披露されたコンパクトSU PHEV「D5X DMH」に注力していく。 https://www.chinacase.xyz/archives/27989969.html

奇瑞のEXEED、初のMPV「E08コンセプト」北京ショーで公開

約4年ぶり開催された北京モーターショー。家庭用車のニーズが徐々に変化する中で、「大空間」の需要かつスマート化体験のMPVを各社がリリースし始め、話題になっている。 https://www.chinacase.xyz/archives/27990241.html

広汽HYCAN、既販3車種全てを初めての輸出、海外を主戦場に?

広汽集団の「HYCAN 合創」は2024年5月9日、初めての輸出を実施したと発表した。 浙江省杭州市の港から、いずれもBEVで、中大型ミニバン「V09」、中型セダン「A06 PLUS」、コンパクトSUV「Z03」の既販3車種いずれも搭載した。 https://www.chinacase.xyz/archives/27968302.html

NIO、広汽集団とバッテリー交換で協業、AION? HYCAN?

中国新興メーカー蔚来(NIO)は2024年5月8日、中国国有メーカー広汽集団とバッテリーの充電・交換に関して、戦略的パートナーシップを締結したと発表した。 両者は以前までに合弁を展開していた経緯もあり、やはり近しい関係。NIOは続々とバッテリーの充電・交換のエコシステムを拡充しているが、もとからの関係が深いところばかりになっている。 https://www.chinacase.xyz/archives/27957683.html

理想が突然、週別販売台数データの発表再開、理由の声明に注目

中国新興メーカー理想(Lixiang)は2024年5月7日、3月下旬に停止していた週ごとの各社販売台数データの公表を再開した。 この再開が中国自動車業界に大きな波紋を投げかけ、Lixiangが改めて再開の理由を発表せざるを得ない事態になった。 https://www.chinacase.xyz/archives/27955970.html

3人死亡のファーウェイAITO M7事故、中国で拡散相次ぎ騒動に

山西省運城市の高速道路で、ファーウェイ問界(AITO)「M7」が前方車両と衝突、車体から火災が発生し、乗っていた3人が死亡するという痛ましい事故が起きた。 https://www.chinacase.xyz/archives/27955161.html

吉利ピックアップEV雷達、新グレード航続460km、400万円弱

中国民間メーカー吉利(Geely)は2024年4月23日、別に展開するピックアップEVブランド「雷達(RADAR)」の初弾「RD6」に、2024年版として「地平線」グレードを設定した。 エントリーは航続距離460kmで18.18万元(約385万円)で、ピックアップトラックにおいても、「電気はガソリンより安い」を実現した。 https://www.chinacase.xyz/archives/27929364.html

トヨタ、テンセントと提携、中国メディア向け会見で語ったこと

「BEVが急速に発展する中国は、ガラパゴスではない」。トヨタ中国のトップでトヨタ本社の上田達郎執行役員はそう指摘したという。 2024年の北京モーターショーで、トヨタ自動車はテンセントとの提携を発表して話題になった。 上田氏の他、トヨタの中嶋裕樹副社長兼CTOがこれに関連して開催された、主に中国メディア向けの記者会見の様子がまとめられている。 https://www.chinacase.xyz/archives/27917143.html

東風日産ヴェヌーシア、中東3ヶ国に中国内生産力活用して輸出

東風日産ヴェヌーシアは2024年4月26日、北京モーターショーで、中東3ヶ国のパートナーとそれぞれエリア戦略パートナーシップを締結した。 「中国国内の生産能力を有効活用し、合弁としての自動車輸出に新たなシンボルを打ち立てるもの」とした。 https://www.chinacase.xyz/archives/27869082.html