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管理者の持つべき技術                                   心の切り替えスイッチを持つ方法

コメント欄で、落ち込んだ時の気持ちの切り替え方が 
話題になっていたので、 
ここできちんとまとめたいと思います。 

元記事は 管理者の心得(4) 管理者は、スイッチを持て 。  

多くの管理者は、上司や先輩から、 
心に切り替えスイッチを持つように指導、教育され、実践して、 
スイッチを持っていると思いますが、 
これから管理者になる方や、気分が落ち込みやすい方などは、
このやり方で心にスイッチを持つと、心の安定が図られます。

まずは、あなたの好きな音楽を決めましょう。 
最初はバリバリのロックンロールよりは、歌謡曲など、
昔からよく聞いていて、簡単に口ずさめる歌を決めてください。
一小節だけを繰り返してもよいですが、
出来ればもう少し長く口ずさめる歌にしましょう。

最初は口ずさんでもよいですが、
出来るだけ頭の中で歌が流れるように注意してください。
この時、目は閉じないでください。
何度も繰り返すと、頭の中にBGMのように聞こえると思います。

今度は、スイッチを思い浮かべてください。
押しボタンスイッチやスナップスイッチがよいでしょう。
思い浮かべたら、そのスイッチを押したり、切り替える動作を
頭の中で行います。
その時、スイッチを押したり、切り替えたら、
先ほど決めた歌が流れることを想像します。

あとは簡単、何かあるたびにスイッチを思い出し、
押すとか切り替えて、頭の中に音楽を流します。
これを繰り返すだけです。
繰り返し実践することがとても大事です。
簡単な事ですが、なかなか続けるのは難しいと思います。

部下の一人にどうしてもスイッチが
思い浮かべない子がいまして
この子には、左手の甲を右手で軽くたたくと
音楽が流れるとしたのですが、それもうまくいかず。
それでは、両目を閉じると音楽が流れるように指導したら
なんとか、うまくいきました。
なので、スイッチをうまく思い浮かべられない場合は、
簡単な動作で、音楽が流れるように繰り返し実践しましょう。
それでもダメな場合は、両目を閉じると音楽が流れるように
繰り返し実践すればスイッチを持つことが出来ると思います。

なぜ、スイッチが必要なのか、人それぞれだと思いますが、
スイッチを入れると音楽が流れるのが普通になると、
怒ったり、心が沈んだりしたときに、スイッチを入れることにより
音楽が流れることに注意が行き、怒りなどの感情を
冷静に見ることが出来るようになります。 

音楽が流れている間、感情と心が隔離されるので、
とても冷静に周りを見ることもできますし、
なんで怒ったかの理由も明確になります。 
そうすれば、理性的な判断も出来ますし、前向きな対処も出来ます。 

なので、
管理者は、スイッチを持て 。 
が管理者の心得(4)になります。


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