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管理者の持つべき技術                                    メンタルを鍛える方法

スポーツなどでメンタルトレーニングと言うのは重要視され、 
それぞれのスポーツでトレーニング方法などが本になっています。 

ここでは、ビジネススキルの一環として、 
メンタルを鍛える方法を記事にしたいと思います。 
スポーツとビジネスでは
メンタルのトレーニング方法も目的もかなり異なります。

まず第一に、ビジネスにおける強いメンタルが必要な理由は
交渉において利益が出るように進め、
最終目標は利益を確定させることです。

スポーツにおけるメンタルトレーニングは
自分の最高のパフォーマンスを決められた試合で出すという事です。

ビジネスにおけるメンタルトレーニングは
いつでもどこでも最高のコミュニケーションスキルを発揮でききるように
聞く技術、話す技術、好感度を上げる仕草の技術を一つ一つ研ぎ澄まし、
相手と良好な関係を築きつつ、
こちらの落としどころに誘導するという事です。

出来れば人たらしの技術を持っていればなお良いですが、
おそらくこの技術を持って使える人はごく少数です。
自分も人たらしの技術は使えるか自信はありません。

一番簡単な例は
人の目を見て、話す技術を駆使できるメンタルを持つているか?
また、そのメンタルはどうやって鍛えれば良いのか?

話す技術の基礎は、姿勢、表情、話し方、動作、発声などですが、
それが出来ていると仮定して、
年上の顧客の偉い人を誘導するという場合において、
メンタルをトレーニングしておく必要があります。

その方法は、
上司とシミュレーションしながら、
メンタルを鍛えるしかありません。

上司は部下のメンタルを揺さぶるような物言いをして、
部下を追い込みます。
その中で、部下の思い込みを指摘したり、
論理的な結論(相互利益)が出るかどうかを聞き動揺を誘い、
年齢的な考え方の違いを指摘し、
それを超える答えを準備しているか、
将来性を考えリスクとリターンを計算しているかなど、
いかに準備してもそれを超える疑義が出ればどうしても
動揺する(メンタルが揺さぶられる)ことを経験し、
その中でビジネスにおけるメンタルを鍛えるという形になります。

部下の個人訓練として、
自分の考え・経験・価値観等を客観的に捉えるように訓練して、
自分を観察して分かったことを評価し
より良い方向へ持って行けるように訓練しておくと、
多少はメンタルも強くなります。

この様に、ビジネスにおけるメンタルトレーニングは
必ず、揺さぶってくる相手がいることが、スポーツとは異なります。

とりあえず、個人訓練から始めるのも良いかもしれません。
それには客観視が出来なければいけませんし、
それが出来るまで、客観視の訓練も必要です。
それと正しい自己評価、底上げした自己評価ではなく
プライドが傷つくでしょうが、
本当の自分を評価をすることも必要です。
その評価から、次のより良い方向へ持って行く
自己研鑽と自助努力も必要です。

過去に何度も同じような内容の記事を書いていますが、
客観視に基づく正しい自己評価
プライドが傷つくことを厭わない人生観
将来を見据えた自己研鑽と自助努力
最低限、出来て当たり前です。

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参考記事:
タスク管理(3)あるいは「流氓の小さな夢」 


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