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平隊士の日々 元治元年皐月十八

元治元年皐月十八  


寝ていたら、どたどたと足音、
永倉組長が先頭をきってはいってくる。
足音で起きて、刀を持って、脇に退く。
中の方で寝ていた、五番隊が蹴飛ばされたり、踏まれたりしている。
土方副長の掛け声で夜襲は終了。
布団をかたずけ稽古。

朝食、貝の甘露煮、漬物、味噌汁、ご飯。

本日の隊務割。
午前が南巡察、午後が東巡察、夜が当直。

四番隊と南巡察。
特に何もなく、屯所に戻る。

昼食、刺身の盛り合わせ、むにゅむにゅしたものの味噌汁、漬物、ご飯。
森と西岡に聞いたら、
刺身はアジとカレイ、貝はトリガイだろうとのこと、
味噌汁はホヤの味噌汁らしい。
初めてホヤを食べた、割と旨い。

一番隊と東巡察。
また、京都見廻組と会ったらいやだな。
丸太町通りを平安神宮に向かっていたら、
前方に浪士らしき集団を発見。
井上組長が合図をしたので、路地を走り、後ろに回る。
沖田組長が誰何している。
礼をしてこちらに来る。
沖田組長、
「薩摩藩士です。」
井上組長、
「そうか。」
巡察を続け屯所に戻る。

夕食、切り身魚の煮込み、貝の味噌汁、漬物、ご飯。
昼食の残りで、夕食を作ったかな。

当直なので、いつでも出れる準備をして稽古。
二番隊が浪士二人を捕縛して戻る。
西岡と少し飲んで寝る。

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