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仕事について少しまじめな話

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管理者として持つべき技術など 仕事について少しまじめな話を書いています
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2024年5月の記事一覧

管理者の持つべき技術                                    上司教育の技術(1)

管理者の心得で最後に記事にした  管理者は、上司も教育するべし。  について記事にしたいと思います。  管理者の心得でも書きました通り、  上司の言うことがコロコロ変わったり、  部下に丸投げして責任をとらなかったり、  上司にやる気が無かったりした場合、  上司を教育することが必要です。  部下を教育する手法ではだめですが、  上司のモチベーションをあげたり、  上司の言動をいさめたりする方法はたくさんあります。 一番簡単なのは、 上記のような言動を上司の個性として認め

タスク管理(10)                               あるいは「流氓の小さな夢」

第9回までの内容のまとめ 十二味にいた红鼻子と取引ができたので  Dのノルマが残り300gとなり、  狂犬の明に会うために、本部に向かう。  しかし、俺のノルマが残り 5Kg で残りの売人は8人と厳しい。  日数的にはあと八日。  タスク管理(10)あるいは「流氓の小さな夢」 本部の近くにある鍾氏家祠のそばにある屋台を 端から見て歩くが、まだ時間が早すぎるのか、狂犬の明はいない。  「おい、D、狂犬の明はいなそうだから、 俺はローがいそうな店へ行くがお前はどうする?

管理者の持つべき技術                                        日本人のアイデンティティ

仕事をしているとき、時々、アジアを下に見たり、  欧米を上に見たりする発言を聞きます。  過去の歴史から日本は反省をしていないといわれる理由の一つが、  この日本人のアイデンティティだと思います。  要は、比較をして、上下を決めるという、  どこにでも、ありがちな考え方ですね。  なぜ、評価を他者との比較で考えるのでしょうか? 学校教育では、できる出来ない評価で成績を決め、 企業では、目標の達成で成績を決めます。 生き方や、考え方も、自分で建てた目標、 あるべき姿にどこま

管理者の持つべき技術                                    スキル取得にかかる年数

自分は上司からもう教えることはないから、  いつでも会社を辞めても良いと言わるまで、  十年かかりました。  役職的には次長で、平社員から、班長、係長、課長の次の役職です。  つまり、上司から見て完全に独り立ち出来て、  きちんと部下を育てられ、さらにその部下が  その下の部下を育てられると判断されるまでの期間が十年です。  その間、上司だった先輩は課長から専務にまでなっていました。  この様に、人を育てられる人を育てると言うのは、 沢山の労力と時間が必要です。 一つ一つ

管理者の持つべき技術                                   ミスをした部下への対処法

管理者として部下を持つと、  よくあるのがミスをした部下への対処法です。  部下がミスをした場合、あなたはどのように声をかけ、 どのように対処しますでしょうか?  悪い例を挙げます。 叱る、怒る、激励する。 これは最悪な一手です。 叱ってミスがなくなりませんし、部下を委縮させるだけです。  怒るのは管理者の感情で、管理者が感情で動いていては、良くなりません。 激励しても、部下は動揺するだけです。 良い例は次のように聞くことです。 どこまでは上手く行っていたの? ミスる分