見出し画像

しりとり

娘は今日も12時間しっかりと睡眠をとり10時に起床。
11時過ぎに30分ほど二度寝したあと、お昼ご飯を食べました。
そのまま放っておくと寝っ転がってiPadを見だすので、「しりとりしよ!」と無駄に広いベランダに娘を誘いました。
昨日から梅雨入り、朝から降っていた霧雨は止んでいました

娘が病気になってから暇つぶしに度々しりとりをしています。今は何より脳のリハビリに少しでもなればと私の勝手な思いからやっています。

折角iPad持っているんだから脳トレや計算、漢字のアプリなどを使ってリハビリしてくれたらと促しますが、あまり食いついてはくれません。
今はそこまでのエネルギーないのかも…と思いながら。。。

で、始まったしりとり。
しりとりをしながら筋トレやエクササイズ的な動きもいれつつ。(何かでリラックス効果が得られたりしないか母は必死です。)

娘は薬の影響なのか頭が回らないようで、言葉が出ず黙り込むこともしばしば。しりとりに詰まってくると、人名や熟語などが追加されるのはいつものことでした。

そんな中、娘が言ってきた言葉が『死屍累々』でした。

へっ⁉
聞いたことないよ。熟語かなんか?

慌てて検索すると、
『数多くの死体が折り重なり、転がっているさま。おぞましく凄惨な状況。』

ぎょえ~~~~~‼

娘は発症以前から、毒々しいもの、禍々しい不気味なものが好きでした。YouTubeでよく見ている歌の動画にもそんな毒々しい言葉やイラストが散りばめられていました。
そういう世界から『死屍累々』なんて言葉を拾ってきたんですかね。

14歳の女の子がなかなか口にしない熟語だよなぁと思うと同時にIQ低下なんてしてないんじゃと思いました。

向精神薬で頭がボーっとする中、娘が絞り出した「死屍累々」という言葉を聞いて、私は、『娘はまた元気になれるかもしれない』とかすかな希望を感じました。

ちなみに主人に「死屍累々」について聞いてみたら、「いや、そもそも読めんわ。」との返答。
ですよね…。

しりとりに飽きた娘は小腹が空いたようでお菓子を要求してきます。「個包装三個ね。」
むくれる娘。

痩せないとね。。。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?