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これからも最小人数で

料理をするようになって「食べる」ことに興味を持ち始めてから、家でつくる自炊はもちろんのこと外食もたのしくなりました。以前は、気に入ったお店が見つかればもうそこで十分で他を探そうともしませんでした。いまは、入ったことのないお店にいくことがたのしい。
あと、メニューも前よりちゃんとみています。お酒はビールかハイボールばかりでメニューなんてノールックで注文していたけど、じっくり見ると扱っているお酒はお店で色も当然違うし、飲み慣れたハイボールもこんなアレンジがあったのか!があったりしてこれもたのしい。

この時期なので大人数での飲み会はできるわけもなく、行くとしても少人数。
あらためて最近思うのは、飲み会は「サシ飲み」が1番自分にしっくりくることです。
先月、参加者6名の会があり、ひとりひとりはそれぞれ好きな人たちで、1対1で飲んだらそれなりにたのしく時間を過ごせる人たちなのに、もうこれが全然おもしろくなかったのです(笑)。話すことは、会社の噂話ばかり。誰と誰がどうなって、誰が誰に何をした…エトセトラエトセトラ。きっと僕1人が飽きているのではなく、全員がうっすら飽きていたはずで、でもそれでも「そういう話をするしかなかった」という状況だったと思うんです。ある程度の人数で集まるとそうなりがちですよね。「ここにいない人」が話題の中心になるのです。ぼくは「あなた」の話をもっと聞きたいのに。

これは、構造的な問題だと思うようになりました。人数が多くなると、均等に話を振ったりしないといけないし、誰かが退屈そうにしていたら気を使わないといけないし、話題はどうしても無難なものか内輪受けか、なんども繰り返された昔話に終始します。しょうがないんです。

だから最近は「サシ飲み」キャンペーンです。
尊敬する先輩と2人で、魚が美味いちょっと落ち着いた居酒屋にて、延々と仕事の話をするのが好きです。もともと仕事に対してのスタンスを尊敬する方を誘っているので、話は面白いし、勉強になります。2時間の飲み会だとして、半分ずつ話すと仮定しても1時間はがっつりその人の話を占有できるんです。最高です。

あともう一つ最近気づいたのは、サシ飲みの方が「次の何かにつながることが多い」ということです。
最近も、次に挑戦したいと思えることが見つかったのは先輩の助言があったからだし、迷っていたことを決断する気持ちを固めたのは別の方と飲んだ時だったりします。
すこし突っ込んだ話をできるので、そういうふうに展開していく可能性が高いのでしょう。

たいした結論はないですが、ただ「サシ飲み」が最高という話でした。笑

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