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本当にそれしかないのか

「転職活動をしています」

そういうと、どんなイメージが浮かぶでしょうか。今までの自分ならきっと、転職エージェントに登録して、そこの担当者の方に相談してお勧めの会社を紹介してもらって、スーツ着て面接受けて、とかとかそんなイメージを浮かべていたでしょう。

でも最近、少し思い直したことがあります。

というのは、いま私自身が転職活動をしています。全く違う業界にアプローチしているのですが、全然上記のような活動をしていません。でも私はそれを転職活動だと呼んでいます。
やっていることは、お会いして話を聞いてみたい方々(気になっている業界の方々)にひとりひとりオファーをして、インタビューして、それを1冊の本(zine)にしようと思っております。もちろん、インタビューを受けてくださる方のお時間を奪うわけですから、遊びではなく真剣です。本当はただ非公式にお話を伺う予定でしたが、せっかくお時間をいただくならお話をしてくださった方のいまやっていることを1人でも多くの方に知ってもらうようなお手伝いが微力でもできたら、、と思ったことがきっかけです。

話は冒頭に戻りますが、転職活動はつまるところ「情報収集」と「選択」だと思いなおしました。集めた情報のなかから、自分自身が選択をする(このなかには偶然の出会いというものもたくさんあるでしょう)。自己アピールはどちらかというと小手先のテクニックに分類されるのかなぁと思っていますし、相手の組織が採用してくれるかなんていうことは運も絡んでくるし自分がコントロールできることではない。となれば自分がコントロールできるのはやはり「情報収集」と「選択」くらいのものではないでしょうか。

そこで思ってしまうのは、情報の集め方が固定化(パターン化)してしまうのは、もったいないなぁということです。そんな大事なことを転職エージェントだけに任せてしまってはもったいない(転職エージェントを否定しているわけではなく、自分でも能動的にとっていかないとと戒めも込めて)。

転職活動として本を作ろうとしているというと、きっと多くの方から「???」という反応が返ってきてしまうと思いますが笑、その業界のトップランナーの方のお話を聞けるなんて、最高の情報収集ではないでしょうか。
そんなことを考えていたりします。

もっといろいろな転職活動のかたちがあれば、大人の世界はもっと面白くなりそうですよね。

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