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【イベントレポート】地球市民セミナー: 私のからだは私のもの

「地球市民セミナー」は、清泉女子大学地球市民学科と品川区との共催により、地球社会の 諸課題に関連する先端的な研究や先駆的な実践を行っている方々にご登壇頂く講演イベントです。

福田和子様

2024年6月12日の「地球市民セミナー」では、福田和子様( #なんでないのプロジェクト代表 、SRHRアクティビスト)にご講演いただきました。テーマは「私のからだは私のもの!が権利になって30年。今こそ知ろう、SRHR!」でした。SRHR(Sexual and Reproductive Health and Rights =性と生殖に関する健康と権利)とは、産む産まないを含め、自分のからだは自分で決めることを権利のことを指しています。「私のからだは私のもの」と聞いて、「当然でしょ?」と思う方もいれば、「そうかなあ?」と感じる方もいるかもしれません。残念ながら、まだこの権利は実現に程遠く、アメリカでも中絶の権利が覆るなど世界でも大きな逆風が吹いています。 私たちのからだを巡り、今日本で、世界で、何が起きているのか、お話しいただきました。

セミナーの様子

受講した学生からは「SRHRの権利も、空から降ってきたり、もともとあったりしたのではなく、獲得したのだという話を聞いて、今自分が安全に暮らせていたり、安心することができていたりすることは、これまでに権利を獲得するために尽力してくださった人がいるのだなと分かった」「包括的性教育はみんなに優しくなれる教育である」「性について、周りと話しにくい雰囲気を作らないことが今後の日本の課題である」「女性が自由になれないのは政治の影響が大きい」「「声を届ければ届く」という言葉が印象に残った。まずはやってみること、アクションをしてみることが大事だなと改めて実感した」という感想が寄せられました。

本館(旧島津家本邸:重要文化財)の前で


女性が自分の人生を決められる社会に。福田和子がSRHRの実現に挑む理由 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

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