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【高校での出張講義】安斎教授が北豊島高校で「デザイン思考ワークショップ」を実施

1926年に創立された荒川区にある北豊島高等学校では「社会で活躍できる女性」の育成を目標に掲げ、主体的に物事を考え、広い視野で総合的に判断し、コミュニケーションをとり協働するリベラルアーツ教育を行っています。視野を広げる授業の一環として、2023年11月2日に地球市民学科の安斎徹教授が、同高の「国際英語コース」の2~3年生に対して特別講義「デザイン思考ワークショップ」を行いました。

デザイン思考とは、優秀なデザイナーやクリエイティブな経営者の思考法をまねることで、これまでと違う発想を生み出そうとする手法です。従来の市場や技術に起点としたアプローチではなく、人間を中心に発想する思考法で、現状の理解→発想の創出→試作と検証を繰り返していきます。当日は和やかな雰囲気の中、「新たな傘を考えよう!」という課題に取り組みました。

受講した生徒のみなさんからは「大学の教授の授業は堅苦しいものなのかと思っていたが、想像以上の面白さがあった」「普段あまり使わないような思考法を使い、アイデアをペアと共有することができた。とても新鮮な授業だった」「楽しく頭を柔らかくすることができた」「話し合いや考える時間が多くて良かった。自分や相手のニーズを考えて自由に発想するのが楽しかった」「120分があっという間に感じた」「新しい世界を見た気がした」という感想が寄せられました。


講義の様子