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「人生の目的が見つかる魔法の杖」読了。天職を見つけるための方法とは。

最近友人にオススメされた本です。
ハウツー本かと思いきや、人生に対する心の持ち方について述べられている感じでした。
積読されかけていたので、朝にガガっと速読。
心に残った言葉を紹介します。

「好きな仕事でないと自分を生かせない、能力も存分に発揮できないと多くの人が誤解している。
『自分の好きなことを職業にできたスポーツ選手はうらやましい』とよく聞くが、数多くのスポーツ選手を指導してきて、はっきり言えるのは、好きというエネルギーには限界があるということだ。自分の「好き・嫌い」というレベルを越えなければ、一流にはなれない。自分を活かせるのは、自分の好きな仕事ではなく、がむしゃらになって取り組んだ結果、好きになった仕事である。」(p.195 第6章 『外へ出よ』より)

楽しそうに仕事をしている人は、仕事が楽しくなる努力を人の見えないところでやっているんですよね。

脳のある領域には「成功」「失敗」の経験からどんな行動をとると自分が快・不快を感じるか、ということを覚えている領域があって、その領域の働きによって自分が不快を避けるように人間は行動を選択する。
したがって過去に失敗した人は、挑戦して失敗した時の不快感から挑戦することを避けるようになる。逆に挑戦して成功した人は、挑戦することによって得られた快感から、さらに挑戦できるようになる。

つまり成功するためには、挑戦することが快感である、という経験をして脳にその快感を覚えさせなければいけない。その経験がある人は絶えずチャレンジできるし、逆にその経験ができなかった人は、成功体験を得るという努力をしない限り、ずっとチャンレンジできないままになってしまう。

成功体験を得るためには、まずは目の前にあることにがむしゃらになって取り組んでみること。そしてちょっとでも成功体験を得ることができれば脳が快感を覚えて、次のチャレンジに進むことができる。

ただし、なんでも努力すればいつかはできるかというとそんなことはなく、やはり人間できないことはある。
そんな時は徹底して諦めること、ということも述べられています。「徹底して」ということがポイントで、目標を完全に諦めて、朝早く起きて綺麗な景色を見るとか、心から感動する体験をすること。目標を完全に諦めているので、何もしていないということに罪悪感を感じる必要もない。

そして自分は一人では生きられないことを実感して、周りに感謝すること。

そうすることで不思議なもので次の進むべき道が見えてくる。

ざっくり読みではありますが、朝から中途半端に読みかけていた本を読み終えられて、心にピンとくる言葉に出会えて、いい朝になりました。

さて、やることやろう。

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