「ハクビシンもイタチもどちらも」日記2024/05/01-2024/05/12
○2024/05/01(水)
日記、なんだかんだで続いている。
文章を書くハードルを下げるためにはじめたのだけれども、意外と色々な作品に触れていることがわかり嬉しい。
ただ、書くことで何か「減っている」感覚もある。今後は増やしていけるようにがんばりたい。
家人が食べたいと言っていた、ミスタードーナツで辻利コラボのほうじ茶ドーナツを買って帰る。
が、家人は胃の調子が悪く、あまり食べれないということなので、ほとんど冷凍することになった。
『らーめん再遊記 / 久部緑郎作, 河合単画』10巻
読了。
面白かった!
今回、話の軸となる「原田正次」というキャラクターは、天才ゆえにこだわりを捨てることができず、店を2年で潰してしまった人物である。
芹沢は自身のこだわりである「淡口らあめん」継続するために、大衆迎合的な「濃口らあめん」を提供することによって、店を継続してきた。
原田は芹沢のifの存在であり、影とも言える。
理想を追うことで、打席に立てなくなってしまうのは厳しい話だ。打席に立てなければ、良し悪し以前の問題でもあるし。
この作品の軸となるテーマの話であり、芹沢の物語もいよいよ終わりが近づいてきてるのかと思うと寂しい。
こんな漫画他にないし、いつまでも読んでいたいよ。
『劇光仮面 / 山口貴由著』
5巻読了。
4巻から引き続き痺れまくる展開。
5巻では、戦時中の遺物である『人龍』と劇光仮面たちの戦いが始まる。
特撮の歴史は、第二次世界大戦と切り離せない、円谷が戦中に作った教育映画、戦意高揚映画、東京大空襲とゴジラ……
戦争の罪・傷の象徴的存在の『人龍』と、特撮に『劇しい光』を見出す主人公たちの運命が交差し、戦うことになるストーリーテリングすごすぎる。
「いりす」が仮面から戦争で死んでいったものの声を聴くのは、『覚悟のススメ』で主人公の強化外骨格のヘルメットで英霊と会話するモチーフの語り直しだと思った。そう思うと山口先生は初期の作品から、特撮ヒーローと戦争の密接な関係を描いていたとも言える。
山口先生はとにかくずっとすごい、天才。
○2024/05/02(木)
少しずつ鬱々とした期に入りつつある。しかし、鬱々とした気持ちによってかえって集中できることもある、ということにしておく。
『Balatro』のアップデートが来ている。
今回のアプデでは一部ジョーカーの効果が大きく変わっいたり、目標スコアの値に調整があったりと、それまでとゲーム性が大きく変わっている。
しかし、以前ほど夢中になってはやれない。もう既に異常な時間プレイしたので……
「『センスは5%』発売記念トークショー」
アーカイブを視聴。
バーグバーグハンバーグの社長・長島氏の著作刊行記念のイベント、おもしろかった。
長島さんは終始、まともというか常識人で、とにかく信用できると思った。
一番興味深かったのはバーグバーグハンバーグの採用に関する部分、まあそうだよね。
家人のリクエストで、大戸屋で「鰹の梅はさみ揚げ」を食べる。
ネットでもうまいと話題になっていたやつだ。
なるほど。塩で食べると、くどくなくてサクサクでうまい。ただ量がめちゃくちゃに多かった。
『プロフェッショナル仕事の流儀 漫画家 青山剛昌』
観る。
青山先生は一日、18時間漫画を描き続けてるらしい。
そんな中インプットをどうしているのか気になったのだけども、若い編集者にトリックに使えそうな情報を集めさせたり、漫画賞の審査をしたり、そうした中で時代感覚をキープしているのかもしれない。
しかし、青山先生はサービス精神のある人のようなので、今回の番組ではスタッフや視聴者のためにかなり『漫画家・青山剛昌』をやりにいってくれている気がした。
宮崎駿監督の回の時も思ったけれども、番組に映った姿を作家の実像として捉えてはいけないな、と思った。
青山先生が天才作家であることは間違いない。
そしておそらく作家としてすごみのある部分、
どんなにつらいことがあろうとも、毎日机にかじりつき、コナンを描き続けてきたであろうこと、その部分は決してカメラには映らないし、我々は見ることができない。
○2024/05/03(金)
久しぶりに午前10時過ぎまで眠ることができてうれしい。
しかし、今日も頭痛と肩こりがひどい。
イベント『オモコロチャンネル ゴールデン』
アーカイブ視聴。
面白かった!
オモコロイベントは回を重ねるごとに完成度が上がっていて、すごい。
今回はZeppが会場ということで、そこでしかできない仕掛けや、会場にいる人が参加できるプログラム(予想できる、現物が見られる、声出しができる)がもりもりでオンライン視聴していても楽しかった。
プログラム同士が有機的なつながりを持っていて、後半には伏線回収まであって素晴らしかった。
堅実なノウハウの積み重ねや、準備が可能するクオリティの高さだ。
この日記は人様のコンテンツに「おもしろかった」「すごい」「感動した」「天才だ」みたいなことを言うだけの日記です。
ただ、一生審査員だけをやっているのは嫌なので、色々な形で世界に良さを増やすことに貢献していきたいですね。
学生時代の友人2人とオンラインで飲む。
若い頃は友人の成功と自分を比べて、一喜一憂していたが、今は自分と全然違う人生を歩んでくれていることに希望を感じる
自分の割と重めのトラブルについての話を、笑うでもなく、深刻になりすぎることもなく、フラットに聞いてくれたのがありがたかった。
友人の一人が、つきあっている彼女と結婚するという。非常にめでたく、喜ばしいことだが、その場にいた全員が「あ、そうなんだ」「おめでとう」と平時のテンションで話していたのが、思い返すとなんだかおもしろい。
お互いに疲れた中年なので、大体そんな感じだ。そしてそのことに居心地のよさを感じる
友人に、
「家、買ったりしないの?」
と聞かれ、
「……おれ、まだ自分がどこか別のところで暮らしてみたい、という想いが捨てきれないんだよな」
とふと口にでた。
自分でもあんまり気づいていない感情だった。
そうか。そうだな。
『彼岸花 / 青色ひよこ著』
最新話まで読了。
40代のパンクスの女と男と人間の話だ。
この作品は文字通りずっと「愛」の話をしている、セリフも絵もカッコよく、かっこ悪い中年パンクスを誠実に、切実に描いていて、すごく勇気をもらってしまった。
なんとか彼らにハッピーエンドを用意してあげてほしい。我々中年も未来が欲しいから。
○2024/05/04(土)
今日も10時過ぎまで寝られてうれしい。
大須で家人が古着屋を見ている間、ゲームセンターなどで時間を潰す。
GWで人が多すぎて疲れたが、どこも混んでいて休める場所がない。
家人に「李さんの唐揚げ」(大須名物の台湾唐揚げ)が食べたい、と言うが、却下され、軽くケンカになる(おれは子どもか?)
いつも家人にこの手の提案は却下されるので……
カフェドクリエでチョコケーキとアイスコーヒーを食し、少し機嫌を直す。
ブックオフに行き、家人の指導の元、女児向けの自己啓発本を買う。
ネットで女児向けのこの類の本が話題になった時、家人に「知ってる?」と尋ねたところ「女子にとってそれらの本は当たり前の存在である」と言われてから気になっていたためだ。
家人は『ギャラクシーエンジェル』のシーズン1DVD-BOXを発見して、かなり喜んでいてよかった。
女児向けの自己啓発本の感想だが、面白いし、非常に実用的で有用である一方で、振る舞いや見た目を評価される戦場に子どもを送り込んでいるのではないか、という印象もある。
また、子ども自身が定型発達であることを前提としているように感じた。そして周りの大人はマトモで正しい、という前提の内容であり、例えば親や教師の加害により、自身が被害者となってしまった場合にどうすればよいか、というような目くばせもあるとよいように思った。
2017年刊行の本なので、後出しでとやかく言うのはフェアじゃないかもしれないので、近年、出版された同様の書籍も読んでみたい。それこそ、ちいかわのやつとか読んでみてもいいかもしれん。
○2024/05/05(日)
家人のアパートに空気の入れ替えに行く。
色々な事情により、結婚したあとも家人の一人暮らしのアパートを引き払っていない。
家屋というのは人が住んでいないと、急速に劣化する。定期的な空気の入れ替えや、水回りの管理、清掃が必要なのだ。
郵便受けの大量のチラシや郵便物を回収後、部屋に入るが、思ったより荒れていなくてよかった。
部屋に入ると、家人は何をするでもなく、その場に立ち尽くしている(家人は特性として掃除や引っ越しの準備等ができない)
何度かトイレを流し、水道を流し、換気扇を回し、帰る。
今後も掃除を進めないといけないであろう。
豆花を食べにいく。
緑豆や、白きくらげ、赤米が入ってる本格路線の豆花でよかった。
しみじみうまい。
某セルフ式のうどんチェーン店に入ると、ゴールデンウィークのためか、大行列になっている。
レジでトラブルが起きていて、客の女性が年配男性のアルバイトにキレている、
「だから!さっき私が渡したのはもちかえりのえび天と……!」(みたいなことを言っていた)
全く行列は進まず、並んでいる客たちがイライラし始める。
列の年配の男性客が「レジ止まってるぞ!」と怒り始める。
別の客が、別のところでサーブされた「明太かまたまうどん」を前に「僕が頼んだのは普通のかまたまだけど…」と言っている(おそらく、トラブルに気を取られて、別の店員が間違えた)
パニックがパニックを呼ぶカオスであったが、途中から、店長がレジを変わり、ようやく行列が動き始める。うどんはおいしかった。
イライラする気持ちもわかるが、キレることにより、さらに混乱が発生するので、こういう時はジッと耐えるしかない。
「怒りチャンスだ!」とばかりに、他人がキレてるのに追い打ちをかける人いるけど、あれなんなの? ペルソナ3以降のバトルシステムか?
数年前『いわもとQ』というお店にそばを食べに行った時、券売機の前で店長と客がゴリゴリに揉めており、それが原因で、提供や販売がストップしていることに他の客3人ぐらいがキレ始める、という地獄が発生したことを思い出す。
あれより揉めてる飲食店、見た事ない。
飲食店の揉めに遭遇すると家人との間で、「今日のうどん屋も、かなり『いわもとQ』だった」などと言い合う。
※『いわもとQ』は都内に展開されていた、人気のそばチェーン店。
2023年全店が閉店し、公式ウェブサイトも現在は閉鎖されている。
kindle unlimitedで女児向けの自己啓発本を何冊か読む。
面白い。
大体、キャラデザがちゃんとされた漫画みたいなのが収録されていて、最後の方には友達に出すお手紙の書き方や、かわいい手紙の折り方などが書かれている構成になっている。
登場するキャラクターごとに性格や、メインカラーが明確に書き分けられていて、小さい子でも混乱せずに読めるように工夫されている。
今回は2020年刊行の本を読んだのだけども『「同性」に対する好きも「異性」に対する好きも同じだよ!』と言い切ってくれていて、そこがうれしかった。
『吉田豪の新・雑談天国 vol.16 –ゲスト最上もが&夢眠ねむ』
アーカイブ視聴。
ピースフルな内容で、最上もがは相変わらず美しく、夢見ねむは面白さに拍車がかかっていて、最高に面白かった。
こうやってファンもアイドルも同窓会みたいに集まれるの、天国みたいでいいですね。
○2024/05/06(月)
ゴールデンウィーク最終日だ。昨日買ったパンをもさもさと食べる。
今日はなんもしとらんが、今から頑張るぞ。
『スナックバス江 / フォビドゥン澁川著』14巻
読了。
面白い。
好きな漫画過ぎて特にいうことはないです。
タツ兄の存在に自分は随分と救われている。本当に。
『週ぐらい報_20240429』
マンガ家・香山哲先生のポッドキャスト、毎回好きで聴いている。
今回は「春に気をつけろ」の回。「春は変な人が増える」というのは、警察等の機関も人事異動や事務によって慌ただしくなるためでは、という話で「なるほど」と納得してしまった。
○2024/05/07(火)
『衒学始終相談 / 三島芳治著』1巻
二人称が「君」の長身白衣女性研究者が出る。ありがたい漫画。
百合っぽさもあり、生徒と先生の間に信頼関係がすこしずつ築かれていくのがよいわね。
頭も、首も、背中も全部が痛い。
体調が悪いと弱気になってしまう。
世界にも自分にもめちゃくちゃなことが起こっている。
どこからやり直せばいいと思います?
なんとなくピーター・グリナウェイ監督の『ZOO』を思い出してしまう。
乙一の同名の短編小説でもオマージュされている映画だ。
印象深いセリフ、
『妻は自動車事故に遭って死ぬために、進化してここまできたわけじゃない』だっけか。
今日は早めに寝ます。
○2024/05/08(水)
昨日の頭痛が大分収まっている。ハッピー。
家でトイレに入ろうと思ったら、家人が先に入っていたので、ドア越しに、
「ネクスト シッコ’s ヒント」→「うんこ」と言ったらウケたのでうれしかった。
朝、中年女性が犬の散歩をしながら、小学生の集団と並んで歩きながら何やら話をしている。
「この辺、イタチいるよね? ゆうと君(仮名)ちの隣の家から出てくるの見たよ」
女性がそのように言うと、ゆうと君(?)が返す、
「ハクビシンじゃない?」
女性はハクビシンを知らなかったらしく、きょとんとした様子である。
「ハクビシン?」
「えーと、なんか足が短いやつ」
「そうそう、足が短くて、胴が細長いの」
ハクビシンはどちらかと言えばずんぐりしているので、おそらく女性が見たのはイタチだろう。
話がかみ合っていないな、と思った。
正解→ハクビシンもイタチもどちらもこの近所にいる。両方、自分も見たので。
自分は割りと都市部に住んでいるのだけども、都市にこんなに小動物がいると知らなかったね。
ハクビシンは愛らしい見た目をしていて、自分も好きな動物だが寄生虫、ウイルス、細菌を媒介するので、見かけても決して近づいてはならない。
家人に「シーシャバーに行ってみたい」と言ったら、「あなたがどんなアブノーマルなポルノを観ようが、私は全然何も思わないが、シーシャだけはなんか嫌」と言われた。
そんなことある? まあそれなら行かないが。
自分は打ち切り漫画とかをいじって遊ぶネットのノリはどうかと思っており、知り合いがやってたら静かに距離を取ると思う。
打席に立ってる人をバカにすることに慣れてしまうと、足腰が弱くなると思っているので……
○2024/05/09(木)
あるマンガがSNSで流行ると、自分の中で面白がり方が固定されてしまってよくない(もちろんこれは自分の方の問題)
流行る前に見つけ、読み、そっとSNSを閉じるのが最適解なのだとは思う。
でもまあ中年なのでもうそんなアンテナもない。昔はアフタヌーンとIKKIさえ読んでればどうにかなったが……
○2024/05/10(金)
家人から、朝「あなたはいびきがうるさい。夜中何度か、ぶったが起きなかった」と言われる。
ぶつなよ。
しかし、自分のいびきで妻が不眠になってしまうのは申し訳ない。何かしら気合をいれて対策する必要があるであろう。
最近好きな動物。
・ケープハイラックス
・ビントロング
・ヤブイヌ
概念としての獣というか、よくわからない動物でよい。
家人にヤブイヌの写真を見せたら
「なんかAIで作った動物みたい」と言っており、
言い得て妙だな、と思った。
『133cmの景色 / ひるのつき子著 』2巻
読了。
身長133cmの主人公の女性が、見た目でジャッジされたり、大人の職業人と扱われないことに悩み、克服していく物語だ。
この作品はルッキズムや性別、属性のラベルの問題をテーマとしており、それでいて作り手の視点が暖かく、優しいので大好きだ。
嫌なことを言ってくる悪役の人物さえも、世代的な価値観に傷つけられ、苦しみ、自己を否定してしまっているという設定にしていて、そこから、「現在の自分のことを好きになって、大事にしたっていいのだ」という展開に持っていくのは巧みで、眼差しが暖かいように思う。
おすすめです。とりあえず無料の0話を是非。
『近未来不老不死伝説バンパイア / 徳弘正也著』1-5巻
読了。
『昭和不老不死伝説 バンパイア』の続編。
徳弘先生の漫画の主人公は高潔な精神と俗な身体を併せ持っていて、そこにいるだけで人間讃歌、という構造になっている。
ライバルは「聖」と「俗」の間で揺れ動き、自分に負ける人物だ(『バンパイア』の十文字篤彦や『狂四郎2030』の八木など)
『バンパイア』のライバル・十文字篤彦は最後まで救われず、物語の結末もかなりシビアで苦しい。
最新作『もっこり半兵衛』では揺れ動くライバルのことも救ってあげてほしい、どうしてもそのように考えてしまう。
『狂四郎2030』の「八木編」の決着の一枚絵がすごいんだよな。
高潔な魂と俗なる身体、それが人間を人間たらしめるという作家のテーマが一枚の絵に込められていて、マンガの喜びを感じることができる。
『狂四郎2030』、騙されたと思ってそこまで読んでほしい。
○2024/05/11(土)
『庵野秀明展』
に行った。
湯水の様に天才性を浴びることができた。
ただ、自分はメカに対するフェティシズムが薄いので、庵野秀明の内面、飲み込みにくい部分をもっと見たかった。
存命の作家なので難しい部分はあるだろうけど、整理され、理想化されたわかりやすい『理想的なオタク』としての庵野監督像であるように感じられてしまった。
自分はゼロ年代の松尾スズキや庵野秀明で青春を過ごしたので……
安野モヨコが関わってるところが全部良かった。
庵野秀明が監督した実写映画『式日』のスペースで(またスペースが小さいんだ)展示されている監督のメモに『自殺マニア』というワードがあった。
それをきっかけにふとどうでもいいことを思い出した。
大学時代、課題で同じグループだったエヴァ好きの女の子が、ブレストで『自殺マニアの男』というアイデアを出していたのだけども、あれは『式日』が元ネタだったのではないか。
だからといって何というわけでもないが、十数年越しになんとなくの気づきを得ることが、あるんだな、と思った。
ミスタードーナツをイートインを食べる、お値打ちで、コーヒーおかわり自由でかなりよかった。
自分はホットドッグを食べ、家人は豆乳の冷製担々麺を食べていた。
「かなりよいね」
「よい」
と言い合った。
初めて『文喫』にいき、90分利用する。
特定の本を探して行くと肩透かしをくらうかもしれないが、ブラウジングして、ひらめきや出会いを得る場としてはとてもよかったと思う。
あと名古屋の文喫は関東と比べるとはちゃめちゃに金額が安い。
おすすめです。
夜分に家人と口論になる。
感情的になり、ふと口に出た言葉が、
「精神に悪いだあ? こっちはもうとっくに狂ってるんだよ!」というものだった。
冷静に考えると、これは華倫変の漫画の「体壊すだあ? こっちはもうとっくにぶっ壊れてるんだよ!」というセリフだな。
感情的になった時に出た、コアの部分の言葉が、十代の時に読んだ漫画に毒されていることに赤面する。恥ずかしい。
しかし、もう自分とこうやってケンカしてくれるのは家人ぐらいで、それに甘えてはいけないということはよくわかっている。
太陽フレアだか、磁気嵐のせいか飲食店の電気が一時停電になる不具合があった。
他ではどうかとXで検索するも、陰謀論やインプレのやつしか出てこない。いよいよSNSとしての限界を感じる。
○2024/05/12(日)
今年、最初のゴーヤチャンプルーを作った。家人が喜んで食べてくれて、嬉しい。
あと、ピーマンの焼き浸しを作った。
好きなドラえもんのエピソードを発表します。もう別にドラゴンでもない。
てんとう虫コミックス『ドラえもん』35巻 p.112
『ドラえもんに休日を!!』の回
のび太の芯の強さと、最後のページのジャイアンとスネ夫のことを思い出すと、じんわりと、こう感情が……
『日本怪奇ルポルタージュ』『ヤングケアラー』の回
視聴。
平成ノブシコブシ徳井健太さんは、ヤングケアラーだったという。
母親が統合失調症で、窓の下に屈んで隠れてる母親を見て「コントでもしてるのかな」と思って対応してしまったというエピソードが壮絶だ。
ヤングケアラーは「それが当たり前」と思ってしまうため可視化されにくい、ということだった。
普通のことを言うが、我々大人は考えなしにヤングケアラーを礼賛するのではなく、子どもが犠牲にならなくていい社会を作る義務があると思う。
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