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【手帳下ごしらえ】(1)〇〇リスト作りにマスト!「線を引く」という作業は大切な儀式。

来年も使う永岡書店のビズグリッド。発売にならなかった2022年以外、2018年からずっと使い続けています。ビズグリッドはシンプルなフォーマットの手帳で自由度が高く、そのまま使うのももちろんですが、使う人によってさまざまなアイディアを反映してくれるとても使いやすい手帳です。一度使うともう他社のものを使えなくなるという特徴もあります(余談でした。笑)。今回は、手帳を使い始める前段階の「手帳下ごしらえ」で、自己成長につなげるはじめの一歩、自分を高める〇〇リストを作る準備についてお伝えします。

なりたい自分になる!理想の生活・暮らしに欠かせない“◯◯リスト”作り

ビズグリッド手帳にはバーチカルとレフトがある

手帳下ごしらえについて早くお話ししたいのですが、まず、本題に入る前に手帳の仕様について簡単に説明をさせてください。

ビズグリッドはA5サイズの『週間バーチカルタイプ』と『レフトタイプ』の2種類があります。また、全体の作りとして、見開き1ヶ月のマンスリーページ(月間)、週間ページ、ガントチャートページ、ノートページ(薄色方眼罫)で構成されています。

で、リストに使うノートページは60ページの大容量。さまざまな記録を残すことができます!しかも、ページ数が振られているので、目次を作れば検索性にも優れているところがとても使いやすいのです。

「リスト」を作成するメリットは?

リストは私にとって「脳内を空っぽにするための大切な儀式」ともいえます。毎日を生きていると、日々いろいろなあれこれが頭の中にパッと浮かんでは消えたり、こんなことが繰り返し起きています。それらをきちんとキャッチしてやらないと、今後思い出す機会もなく闇に葬り去られてしまうかもしれない……また、日々のTODOや将来の夢など、幅広く脳内にとっ散らかっているものをリストで整理する、つまりは紙に書き出すということは安心にもつながるのです。ここに書いてあると思えば、いつでも忘れることができる。だけどリストを見ることで思い出せるのだから、頭の中を空っぽにする、イコール、紙(リスト)を第二の脳として使う、ということ、なのです。

ビズグリッドのノートページは毎年『リストページ』にアレンジしています。私がよく作成するリストは、やることリストにやらないことリスト、新月の願い事ページや読書記録。他には、欲しいものリストや断捨離したものリスト、バゲットリストなどがあります。

普通のノートなので、リストを作成するためには線をたくさん引くことになります。線を引いて作表したり、ページを分割したり、作るリストの内容によってアレンジをするのですが、これがまた楽しい。この線引き作業は集中できて良いのですが、リストの中身を作成する時は、思いの外、自分の内面と向き合うことも多いので、かなり消耗します (苦笑)。とにかく、リストは私にとって「成長をサポートしてくれる絶対不可欠なツール」なので、毎年のリスト作成は欠かせない作業なのです。

リスト作りは『必要な線をひく』たったこれだけ。

集中して目の前の線引きを楽しみます(笑)

ビズグリッドのノートページには、5マスごとに目印がついているので、このガイドを頼りに数を数えると、1ページに縦50、横35マスの目印があります。縦に50ということは、2マスずつで1行となるように横に線を引くと25行に。さらに必要であれば縦に2分割すると、25行×2で50項目書けるようなリストができます。

ちなみに使っている文房具は、

●juice up 0.4 クラシックグロッシーブルー
●ミドリ マルチ定規<30cm>透明
●PLUS(プラス) WHIPERプチ <クリームテープ>2.5mm

こういう手帳に線を引いたことがある方は、きっと共感してしていただけると思っていますが……使い方なのか、製品の特性なのか、定規を使ってボールペンで線を引くと、定規を離した時にインクがびょーっ、とのびることはありませんか?私、これが嫌で線を引くときは1回1回定規をティッシュで拭いたり、シャーペンを使ったりしていたのですが、このペンと定規の組み合わせで線引き作業をすると、失敗しないんです……

偶然?たまたま?かもしれません。だけど、このリストを12か月分作成しましたが、今年は手帳の紙をインクで汚さなかったので、何か理由があるのでしょうか。あるいは、長年の失敗経験から自然に紙面を汚さない線の引き方を習得していたのかしら?

さて、余談は置いといて、写真のタイプのリストをとりあえず12ヶ月分だけ作成しました。2023年11月から、2024年10月までの分として線をあらかじめ引きました。ずっと線引きを続けていると、ちょっとしたところで油断してしまい、ペン先が浮いて変なところに印をつけてしまいがちに。その時にはクリーム色の修正テープが重宝します。ビズグリッドの紙色が目に優しいクリーム色をしているので、白色修正テープでも良いのですが、少々浮いてしまいます。だから、クリーム色の修正テープを愛用しています。

あってよかった、クリーム色の修正テープ!


このリスト、どう使う?

私は今回、Bucket Listとして使います。バケットリストとは何かというと、ささやかな夢から大きな目標など(bucket)という意味のbucketという単語から、夢や目標など人生を豊かにするためのリスト。私が作るとどちらかというとTODOリスト寄りになりそうですが、毎月「やりたいこと」「やること」を書き出してみよう

作って終わり、作って満足で終わらせないために

こういうリストを作るようになって5年、6年経ちますが、未だになりたい自分になれていないと感じている私。そのためには、もっと頑張らなくては!と、ずっと思っていましたが、一つ足りないアクションがありました。それは「振り返る」ということ。

作ったリストは書いて満足、作ってそれで終わりではなく、定期的に振り返る必要があったのです。リスト見直すことで叶えるために必要なアクションをさらにリストに追加したり、一つの項目についてさらに細分化したりすることで、より行動しやすくなるからです、今回はさらなる成長を目指して、リストともっと上手に付き合おう、と改めて決意した次第です。

おわりに

2024年こそは今までと違う一年にしたい。それには今までとは違うやり方で手帳と過ごし自分自身と向き合うことで、さらに成長できるのでは?と考えています。作成したリストを置き去りにすることなく、2024年の旅を共に過ごすことで、新しい道が開けるのかな、と想像しています。もし、このnoteを最後までお読みくださった方の中に、〇〇リストの成果を体感できない方がいらっしゃったとしたら、その原因はもしかしたら私と一緒かもしれません。今回の記事が何かお役に立てたら、私も嬉しいです。

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