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『ファーストラヴ』

2/11 『ファーストラヴ』を観た。

「原作を読みたいなあ」なんて思っていたら、推しの女優さん2人で映画化されていて、公開前に予告を見た時に号泣したと同時に「これは見なくては…!」と思った。

テーマ的には明るいものではないけれど、私には希望があるように映った。

この作品を見終わってから思ったことは、芳根京子ちゃんが環菜役でよかったと思うくらい、ハマり役だった。
最初から最後まで鳥肌が止まらなかった。
その感情は決して『恐怖』だけではなく、彼女の眼や仕草、言葉などから溢れる苦しさや儚さも丁寧に描かれていた。
北川景子さんが演じていた由紀も、強く見えるけれど脆さや危うさを持っていて、すごく支えたくなった。

人を支えること、愛を与えること、もらうこと…どれも難しいことだけど1番難しいのは「自分の心を見ること」のような気がした。

トラウマと戦うこともかなり体力が要るもの。
蓋をしてしまえば楽な時が多いけれど、それが不意に開いてしまう苦しさが痛いほど分かって、私は映画を観ながら号泣し震えていた。

人と人が出会い、共に歩む。
「初恋」の中に隠された愛と真実。
もういちど、劇場に足を運びたいと思う作品だった。

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