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こころをやさしく抱えてみる

最近は朝早めに起きて、洗濯と掃除を少しやって、就労支援に通う日々。自立したいとずっと考えてきているけれど、現実的に出来ることは限られているので自分の選択肢や行動範囲を広げるために、日々、模索中。仕事はまだ難しいけれど、事業所に通所出来ているから、以前より大進歩。前より少しは体力がついてきた。金銭的にはまだ、家を出ていくことは難しいけれど、それを目標にどうにか頑張るしかない。月1で通っているカウンセリングで、前回もたくさんアドバイスを貰えた。今の心理士さんは、私のことをよく考えてくれていて助かっている。「精神的な安心はとても大切で、それは人生にとても影響するんだよ」と言われた。今まで、物質的に満たされていればその環境に居て大丈夫だと思っていた。けれどいつの頃からか、少しずつ自分の心の中になにか言語化出来ない違和感があった。それは自分にとってあまり受け入れたくない真実や、現実だった。
でも、カウンセリングを受けていくなかで、この感情は持っていていいものなのだと思えるようになった。生きていくなかで経験したトラウマや、傷つけられたという記憶。許せないことも多い。
人を変えることは出来ないということを最近学んだ。ある意味、諦めたほうが気持ちが楽になることもあるのだと、理解した。
与えられたものは沢山あったはずだけど、その中で心に残っているようなときめくものは、片手に収まる程度で、与えられなかったものは心の奥でまだしこりのように残っていて、その傷のようなものが時々、疼いて、過去に引き戻される。
その瞬間はとても地獄で、すべてを捨てたくなるけれど、私もまだ諦めたくないことあるから生きている。私はやっぱり、自分の人生を取り戻すことを、諦めたくないのだ。


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