【1206回】「嫌い」という感情はとても大事という話。 - Madoka Sawahttps://voicy.jp/channel/632/175847#Voicy 嫌いなことから目を離すのはしんどい

【1206回】「嫌い」という感情はとても大事という話。 - Madoka Sawa
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嫌いなことから目を離すのはしんどい

いかがお過ごしでしょうか。
澤でございます。
今日はですね、
ちょっと素敵なYouTubeの動画をですね。
僕のオンラインサロンメンバーの竹林紅さんという素敵な名前なんですけれども、というお医者さんなんですね。
その方が作った動画をちょっとテーマにしてお話をしようかなと思うんですけれども。
これはですね、嫌いな人というのに対してどうやって向き合っていくかっていうテーマで動画を作られてたんですね。
これ後でリンク(https://youtu.be/Fh_WMfX6SNY)貼っときますんで、よろしかったら、ちょっとぜひ見ていただきたいんですけど、この嫌いな人との付き合い方って、すごい悩ましいですよね。
かなりこれでめちゃくちゃあの気持ち削られてる人とか、疲れてる人って多いんじゃないかなと思います。
僕もそういう経験ありますからね。
ですので、その嫌いな人とどう向き合えばいいのかっていうのは、多くの人にとってめちゃくちゃ、えー、大きな人生のテーマになってるんじゃないかなと思います。
それの一つの見解っていうのが、その動画の中では語られているんですけれども、ぜひ詳しいのは動画の方でちょっとチェックいただければと思うんですが、これ内容に関して僕、めちゃくちゃ賛同したので、その内容も踏まえながらちょっと僕なりの考え方もお話していこうかなと思うんすけど。
人を嫌いになるというのは、多分これ、自己防衛本能的なものじゃないかなと思うんですよね。
嫌いな人間っていうのは、要するに付き合うと自分の心にとって負担になるということですから、嫌いなんだから、遠ざけなさいよという、本能的な心の反応なんじゃないかなと僕は解釈をしてるんですね。
ですので、それを無理やりにでもですね、ねじ曲げてでも誰かと付き合うっていうのは、正直、すごく負担が大きいと思うんですね。
でもここでですね、仕事だからとか、社会人だからとかっていう理由で、そこを我慢するという、そういう生き方を強いられる場合もなくはないと思うんですよね。
実際、僕もそういう形で嫌々ながらも付き合って、どうにかこうにか時間を過ごすっていうことをやった経験はもちろんありますので、ですので、これはですね、社会人としてはちょっと避けられないところがあるっていうのは、ちょっと認識はしています。
とはいえなんですね。とはいえ、自分が壊れるまでそれを続けるというのは、やっぱり、本末転倒な気がするんですよね。
そして嫌いというものを無理やりねじ曲げてですね。
好きになろうなんてすると、本当にどっかおかしくなっちゃいますんで、僕は全然そういう必要はないと思います。嫌いなんだったら、嫌いのままで構わないというふうに思うわけですね。
そして、ただその嫌いだからということで、相手を攻撃してもいい権利が自分にはあるって思うのは、これは大きな間違いかなと思います。
これやっちゃうと、もう社会生活を営めなくなるというか、場合によってはですね、攻撃が効を奏する場合もあると思うんですけれども、これは人生においては、あまりプラスにならないような気がするんですね。
一時的にはすごく快適になるかもしれないんですけれども。
いわゆる徳を積むという観点で言うと、これはあんまりおすすめできないかなっていう気はします。
もちろんですね、すごく腹が立ったときに、相手に対して、私は怒っていますよということを表明するのは、必要なコミュニケーションではあるんですよね。
何しろ私は怒っていますということを伝えないと相手がそれに気づかない場合もありますし、何度も繰り返していって、さらにこちらの気持ちを削いでいったりとか、もっとビジネスがうまくいかなくなっちゃう場合もありますしね。
あの実害が発生することもあるわけですね。
ですので、私はそれ嫌ですよ、私はそれがあの腹が立つんです、頭にくるんですということを表明することは、結果的にその後の人間関係を維持していくのか、あるいは仕事上の関係っていうのをどうにかこうにか維持していくためにはちょっと必要な場面もあるかと思います。
ただですね、自分が怒っているということと、嫌いであるということっていうのは、密接な関係があるかもしれないけれども、若干質が違う部分もあると思うんですね。
怒らせるから嫌いってのもあるかもしれないんですけれどもそうじゃなく、もうとにかく馬が合わないとかですね。もうちょっと一緒にいると、どうしても気分が不快になるとかっていう、そして、それがなかなか説明ができないと、何か知んないけど駄目っていう、そんな人もいるんじゃないかと思うんですよね。
そしてもう一つがですね、価値観がどうしても合わないっていうやつですね。
ある事象に関して向き合い方がどうしても違っていて、それを受け入れることができないっていう場合もあるんじゃないかと思うんですけれども、これもですね、受け入れる必要はないわけですね。
受けれるよう受け入れようというふうにしちゃうと、結果的には自分の方に無理をかけることになるわけですね。昔々なんですけれども、前の前の会社ですね。
前はマイクロソフト会社にいて、その前の一番最初に就職した日本企業の中で行われた何かのトレーニングだと思うんですけど、その時には好き嫌いのコンテキストではないんですけれども、とにかく全員意見を一致させなければならないという、そういう何かワークショップだったんですね。
今考えると、これははっきり言いますけれども、むちゃくちゃだなと思うんですよね。
これビジネスの中において、アグリーはしないけれども、少なくともそれに関しては、私はもう決定してしまったことを仕方がないから受け入れますよっていう、そういう場面はあると思うんですけれども。
アグリーすることを強制されるという、それを受け入れるっていうのは、ちょっとあり得ないと思うんですね。
だけど、あるワークショップで全員が賛同するまでこのワークショップ終わりませんっていう、そういう、なんか本当に無茶苦茶なものがあって。
そして、ただ単に何かプランを作るとかだったらいいんですけれども、根源的な価値観に関するそういうトピックだったんですよね。
確かこれはジェネレーションギャップか何かがテーマで、そういったディスカッションを行ってたと思うんですけれども、そしてそのジェネレーションギャップというものを埋めるために何をすればいいかみたいなそんなワークショップだったと思うんですけれども、そのワークをやってる中でですね。
全員が同じプランに賛同して、そのジェネレーションギャップに対して向き合うということまでやってくださいっていうそんなテーマなんですが、そもそも、ジェネレーションギャップというものに対する受け入れ方も違ってくるし、そして、それに対してどう対応するかっていうものに対してのアクションに対しても意見が割れてくるので、全部を一致させるなんてのはそもそも無理なんですよね。
そして、そういう何か価値観に関わることっていうのは、やっぱ好き嫌いの感情に結構直結するところもあるので、
最終的には非常に険悪な状態になったりとかですね。
まぁ、正直ワークがうまくいかなくなってしまったチームもあると思うんすけど、これははっきり言って、ワークショップのクオリティが悪かったなって今思いますね。
違うということを前提にしてやんなきゃいけないし、それに対して一致させなきゃいけないっていうことを前提条件にするっていうのは、そもそもの設計に無理があったなというふうに僕は感じています。
そうやって無理やり合わせるというところに、好き嫌いの感情が混じってきたりとかすると、本当に誰かが無理をすることになりかねないわけですよね。
そして、その無理をしなきゃいけないっていうのが、立場の弱い人だったりとかが、まぁ、一般的にはですね、若い人、キャリアの浅い人っていうところに無理がいったりとかするわけで、そうすると、例えば若者の離職率が高くなるとかっていうことに繋がったりするんですね。
要は組織が自分自身の首を絞めているという状態になりかねないわけです。
さて、ちょっと話が大きくなっちゃいましたけれども、その好き嫌いという感情、これは人間がもともと持っていて、もう何ていうんでしょうね。
プリインストールされてるアプリケーションみたいなもので、かつ、それが切り離せないと、ある意味、OSの一部になってるって言った方がいいかな。
iOSとかですね、アンドロイドとか、Windowsとか、そういうOSに最初から組み込まれているものであって、切り離せないと、アンインストールできないものだっていうふうにしなきゃいけないかなと思うんですね。
そして、それを無理やり引っぱかそうとすると、結局、うまく動かなくなっちゃうっていうことんなるわけですよね。
ですんで、私はこういう人が嫌いであるというのは、もう機能として備わっているものだというふうに前提を作ってですね。
その上で、いかにしてうまいことやっていくかと考えればいいかなと思うんですね。
例えば、その機能っていうのが発動しないような、何かしらの工夫をしたりとかですね。
発動するタイミングというのを、まぁ、アラートを上げるようにしておいてそのタイミングでは重要なことはやらないようにするとかですね。
まぁ、何らかアクションで下げられる部分もあると思いますんで、ですので、とにかく無理をしないとか、そういう感情があるのは自然であると、もう、それは避けられないんだということを前提にして、すべてのデザインをするというのがすごく大事だというふうに僕は思っています。
はい。
ということで、詳しい話はですね、具体的なアクションも3つ紹介されてますので、ぜひ動画の方も合わせてみてください。

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