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【第920回】講演などで質問をするために事前にできる準備。 - Madoka Sawa https://voicy.jp/channel/632/100444 #Voicy

【第920回】講演などで質問をするために事前にできる準備。 - Madoka Sawa
https://voicy.jp/channel/632/100444
#Voicy

人の話を聞くなら質問するのが得!

いかがお過ごしでしょうか?
澤でございます。
昨日はですね、オンラインで、もうひたすらひたすら、折衝やったりとか、講義をしたりとか、質疑応答を受けたりとかっていうそんな1日だったんですけれども、ちょっとですね、気づいたことがあって、質問がですね、人数が多いときでも、少ないときでも、出てくる量ってあまり多くなくって、かつ、する人って決まっているっていうそういう法則という感覚なんですよね。
でっ、なんでだろうなって思ったんですけれども、ちょっと、かみさんに聞いてみたらですね。
一生懸命質問を考えてるんだけれども、思いつかなくって、何日かすると、思いつくこともあるっていう風に言ってたんですね。
なるほどって思ったんですが、僕は割とさっとこう質問をする方なんですけれども、じゃあ、その差はなんなんだろうかっていうのを自分なりに考えてみたんですね。
もちろんこれですね、質問した方が絶対得だから、必ず質問するぞっていう風に思っているというマインドセットもあるんですけれども、1個使っているテクニックがあるのをちょっと思い出したんですね。
それを今日お話しようと思うんですが、これはあらかじめ質問をライブラリにしておく。
つまり汎用的な質問を用意しておくっていうことなんですね。
どういうことかっていうと、相手が誰であっても、この質問はできるなっていうものをいくつか用意しておくと、カミさんと今会話するまで、これ自分でもあんまり気づいてなかったんですけれども、あらかじめ用意してあるんですね。
例えば何かキャリアとかそういったものの話をしてくれる人に対しては、過去にした、一番失敗したなっていう体験ってありますか?という質問をよくするんですね。
これなんか、もうテンプレ的な感じで使えるわけですよね。
そして、すごく偉い人っていうのが、まぁ何か講演してくださって、かつ、そして僕がその方に質問することができるというときには、エグゼクティブにしか見えないであろう風景というのは何ですか?とか、あるいは、一番若手の人たちの視点というのをどうやってご自身は把握してますかとか、これなんかは、相手が偉い人だったら、誰に対しても使える質問ですよね。
こういういくつかの典型的に使える質問というのを用意しておいて、その場で思いつかなかったら、それをぱっと引き出しから出して聞くっていうことをしてるんですね。
別にそこまでしないでもいいんじゃないのとお思いなるかもしれないんですけれども、質問って、これめちゃくちゃコスパがいいんですね。
質問すると何が良いことが起きるかっていうと、まず、オーディエンスって、複数いることが多いと思うんですけれども、プレゼンテーションしてたり、何か講演を講義をしているっていう人、1人に対して、大人数でこっちが聴いていていたとしても、相手に印象づけることができる確率が上がるわけですね。
もちろんすぐ忘れちゃうかもしれないんですけれども、質問すると少なくとも印象に残すことができる可能性が高まるので、例えばその後に、何かのご縁で再会したときにあのときの、みたいな感じで、人間関係はさっと構築できるかもしれないですね。
これは狡辛い(こすからい)テクニックじゃないかとお感じになるかもしれないんですけれども、せっかく時間と空間、場合によっては、オンラインだと時間だけかもしれないですけども、そういったものを共有したんだったら、それをより有意義にした方がいいと思うんですよね。
ですので、えー人の話を聞いたら、更にそれを有意義にするためにも、質問っていうのは、やっぱりこれはした方がいいかなと思います。
そして僕みたいにプレゼンテーションをする回数が極端に多い人はですね。
質問してもらうことっていうのが、ものすごく貴重なインプットにもなるんですね。
質問をもらうということは、すなわち、それは僕のプレゼンテーションに隙間があるということを示唆している場合もありますので、もちろん時間の都合ではしょったりとかっていうこともあるんですけれども、時々ですね。
あっ、その視点はなかったみたいなやつもらったりとか、すると、見事にそれが次のプレゼンテーションのときのネタになるわけですね。
ですんで、質問してもらうということは、僕にとってはものすごくありがたいインプットなんで、じゃんじゃんして欲しいなと思ってます。
そして、えっ、そういう相手に汎用的な質問ってどうなんだろうと思うかもしれないんですけれども、それは質問する側の権利なんですよね。
ですんで、全然聞いちゃって構わないと思います。
いや、その質問を汎用的だから、私は答えませんっていうプレゼンターはですね。
えー、犬に食われちゃうんですね。
ちょっと、乱暴ですね、その言い方をするのはね。
そういうわけではなくて、まぁ、要は汎用的であろうとなかろうと、答える人はその人なりのユニークな答えがあるかもしれないので、ですんで、聞く側ってのは遠慮なく聞いてもらっていいんですね。
例えば、朝食べたものなんですか?とかっていうのは、あのー、ちょっと言葉悪いですけれども、聞く意味があまり感じられない質問になりますので、こういうのはちょっといかがなものかなと思うんですけど、朝食に関するプレゼンテーションしたんだったら、また別ですけどね。
そうじゃないトピックのときに、全く関係のない質問っていうのをされると、どんなトーンで答えればいいのかっていうのが、ちょっとわからなくなる場合もあるんですね。
ということでプレゼンテーションしてるから困惑したりすることがあるんですけれども、えーそれもですね。
質問っていうのは、しないより、した方が絶対いいので、そして、ものすごくいい質問をしなければならないとかって、あんまり肩肘張る必要はないかなと思います。
ですので、えー相手が困らないように、ぐらいの心遣いがあってもいいかもしれないんですけれども、ただあんまり、えー、すごくいい質問を考えようって言ったら、ちょっとハードルが高いので、汎用的にぱっと誰にでも聞けるような質問というのをいくつか準備して、そして講義なり講演なりに臨むというのを、僕はお勧めしたいなと思います。
そうするとですね、そういった質問っていうのをすることによって、場合によっては、それによって何かいい答えが返ってきたりとか、何かあー、いい質問ですね、なんて言われたりとかすると、すごく大きな成功体験になると思うんですよね。
そうすると、結構自信がついたりとかありますので、ぜひ質問、チャレンジしてみてくださいね。


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