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むくむくの日

今日から、むくむくの日を始めた。

3月頃から自分たちで築50年の借家を大家さんの許可を得てDIYで少しずつ直し、ずいぶんときれいになったと思う。

二階を主な自分たちの生活スペースとして、一階の大半の部屋はコワーキングスペースのような、ゆるやかな、人が出入りできるようなスペースにしたいと前々から思っていた。

先日は、友だち6人で集まって、べてるの家の上映会をした。
そんなふうに、いろいろな人が集まって、いろいろな話ができることが嬉しかった。

そして、むくむくの日は、毎週月曜と金曜の午前午後にオープンする。
飲み物はセルフサービスでやってもらう。

本を読んだり、編み物をしたり、ぼーっとしたり、仕事したり、居眠りしたり、人と話したり...

来てくれた人、一人一人がおもいおもいの、気のおもむくままに使ってもらえたらという思いから、むくむくの日とつけた。

今のところ、個人的に声をかけさせてもらった、親しい友だちや畑の仲間などに限定している。そのため、まだ数人しか声をかけていない。

静岡に引っ越してきて、もうすぐ2年だが、友達も少ないのでそんなところだ。

誰も来ない可能性が、限りなく高い。
それでも早く起きたり、家を綺麗にしておいたり、身なりを整えたり、前日にお菓子を焼いてみたり、飲み物コーナーを準備しておいたり...

そんな風に、準備している時間が意外と楽しく感じた。
家族以外の誰にも会わない日は、だらっとした気分でだらっと過ごすことが多いので、なんとなく張り合いがある。

勝手に「かもめ食堂」を思い出し、店主役の小林聡美さんのような気分になっていた。
誰も来なくても、準備しておく。初めての経験に心が弾んでいた。

7月は、とりあえず月曜と金曜でやっていく。8月以降は、またいろいろと考えながらやっていこう。

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