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目的なきコミュニティの価値

令和元年にやりたいこと。その1つとしてコミュニティの創出がある。

時間が過ぎ去り、残り3ヶ月も満たない期間となってしまった令和元年。
五島列島ヘ向かう夜行船で令和の幕開けを友人と過ごしてから早5ヶ月という時が流れた。

今までの5ヶ月、これからの3ヶ月。この5ヶ月を踏まえた上で、これからの3ヶ月を決めていきたい。

令和の幕開けにふさわしい旅。
https://note.mu/chimachima23/n/ncf1ab57a6102

五島列島という小さな島で学んだ、『生き方』つまりは、貨幣を追い求める人生ではなく、貨幣を土台に関係性で幸せを享受すること。
令和時代の由来である美しい心という思いやりを中心とした新たな文化を日本が形成していくこと。

ここから私の令和時代が始まった。
そこからというもの、正直仕事にプライベートに目まぐるしい日々だった。

しかし、一番の人生の転機といえば、ATAMI HOUSEの購入である。

『また、熱海で会いましょう』という想いのもと、自分が人生で築いてきた交友関係が交錯する場所を作りたい。その人たちが気軽に週末を過ごせる場所を作りたいという気持ちのもと、熱海にあるリゾートマンションを購入したことだ。
*ゲストハウスとして開業しているわけではなく、ただ友人の溜まり場みたいなもの

この夏はそれに奔走した。ありがたいことに総勢100名以上の友人が熱海の家に訪れてくれた。そこでは、新たな出会いが生まれ、想い出話をし、様々なバッググラウンドを持った同世代が将来のことなども語り合えた。

これこそが、私が求めていた時間である。
日々過ぎていく日常を少し豊かにするために、熱海に集まり、関係性を構築していく中で幸せを享受する。令和時代に求められる新たなライフスタイルがではないだろうか。
それは流動的なコミュニティという考え方である。

OYOやairbnbなどの住環境の流動性
uberなどレンタルサイクルなどの移動の流動性
ネット証券やソーシャルレンディングなどの金融資産の流動性
サブスクリションによるサービスはモノの流動性

様々イノベーションにより、世の中の人・モノ・カネ・情報の流動性が高まってきた現代。これからはコミュニティの流動性が核になるのではないだろうか?

営利目的のコミュニティは法人であり、趣味や共通性によるコミュニティはサークルである。そのようなコミュニティの流動性も向上している事実が存在する。
しかし、今回提示していきたいコミュニティはそんな共通項はいらない。思いやりある個人がふらっと誰かと飲みたい、話したい、過ごしたい。それだけでいい。きっと私は自分がもたらす『縁』により生まれたこの新たなコミュニティを作り続けたいんだと思う。


『縁』より生まれた目的のないコミュニティ

きっと情報に満ち、意義やミッション、目標や責任など様々強制感や義務感に満たされた日々、つまりは東京での日々だけを過ごしてしまったら、きっと疲弊してしまう。
だからこそ、そんな雑念は取っ払って仕舞えばいい。旧友と過ごすのもいい。ただ、旧友だけではなく、そこにスパイスのように生まれた新たな『縁』があったら、きっとその時間を想像できない時間になるだろう。

令和時代、美しい心を持ち、新たな文化を形成する。

そんな目的があるのであれば、もっとふらっと思いやりの心を持ちながら、人が交錯する場所を作ったほうがいい。私たちは日本という国を、世界の人々を知らなすぎる。
もっと気軽に、もっと日常に目的ないコミュニティがあってもいいんじゃなかろうか。そこで生まれる『縁』があってもいいんじゃないだろうか?

改めて、令和元年にやりたいこと。
それはきっとこの文化の訴求である。目的ないコミュニティがきっと人生を豊かにする説。

そんな気張らなくていい。ふらっと遊びに来て、相手を知ったり、自分を知ってもらったり、美味しいご飯を一緒に作ったり、ゆったりと温泉に入ったり。
旅行とはきっと大事な友人同士で行く特別なモノであったが、そんな崇高な目的はいらない。
ちょっと暇だし、いけば楽しそうだから行くかな。こんな感覚。

そこで出会った数だけ、きっとそのあとにも出会った人同士の人生が豊かになるはず。

#令和元年にやりたいこと

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