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しりとり俳句(108)

こんにちは。

今年は梅雨入りが遅れているようで、
こちら関東でも待っているうちに
暑い夏を先に体験してしまいました。

体調を崩しやすいですので、
みなさん、どうぞお気をつけて。

さて、しりとり俳句は
こちらの続きからどうぞ。

汗シリーズ🤣がありますよ。

しりとり俳句 二年目ルール
・ 詠む順番:ちり→しの→さち
・ 下五・下二字、または一字でしりとり
・ その二字や一字から濁音や半濁直音などへの変更可
・ 下五「かな・けり・にけり・たり・たる・なり・よ」などで終わる場合は、その前の二字(もしくは一字)から始めるのも可
・ 季語のあと:ち=香田ちり、し=卯月紫乃、さ=月石 幸
・ シリーズもの:俳句の後ろに *マークあり

第108回は、6/10~6/16(2258~2278)全21句

2258 ゐるわゐるわ淋しがりやの火取虫
       火取虫(三夏)ち

2259 虫眼鏡のぞき込む子や玉の汗*
       玉の汗(三夏)し

2260 汗拭いて次のゲームへ向かひけり*
       汗(三夏)さ

2261 改札の汗ばむ者を仲間とす*
       汗ばむ(三夏)ち

2262 トスあがり夏の太陽叩きけり
       夏(三夏)し

2263 木苺と砂糖ふつふつミルクパン
       木苺(初夏)さ

2264 万緑の朝やひつつぱる犬の綱
       万緑(三夏)ち

2265 ツナ缶を開けて朝食バンガロー
       バンガロー(三夏)し

2266 ローカル線乗り換へてゆく蛍狩
       蛍狩(仲夏)さ

2267 がりがりの夏ざぶとんを定食屋
       夏座布団(三夏)ち

2268 区役所の無機質な壁金魚玉
       金魚玉(三夏)し

2269 玉の汗ブラスバンドの甲子園
       玉の汗(三夏)さ

2270 延々とAMラジオ草むしり
       草むしり(三夏)ち

2271 しりとりを後部座席で青き嶺
       青き嶺(三夏)し

2272 寝返りを順番にうつ熱帯夜
       熱帯夜(晩夏)さ

2273 イヤリング小さくゆるる恋蛍
       恋蛍(仲夏)ち

2274 タルトタタン泰山木の花館
       泰山木の花(初夏)し

2275 片方はアイスコーヒーだと思ふ
       アイスコーヒー(三夏)さ

2276 申し訳ないほどに似る父の日よ
       父の日(仲夏)ち

2277 ひよつこりと海亀の顔波間より
       海亀(三夏)し

2278 寄り道をしながら歩く団扇かな
       団扇(三夏)さ


以上です。
いかがでしたでしょうか。

気になる句などありましたら
教えてくださると励みになります😊


さて、最近ですが、
しりとり俳句に限りませんが
もう少し気楽に詠むを意識しています。
(意識している時点で気楽ではない?😆)

音数もリズムとして自然であれば
五七五音でなくても詠んじゃえ
くらいの気持ちです。

以前までは、かなりガチガチに
五七五を意識していて、
無理矢理はめる時も多々ありました。

それを少し緩めることによって
リラックスすることができ、
精神的にもすごく良い気がします。

これで良い具合に力の抜けた句が
詠めるようになったらいいな〜

という魂胆です😎


今週も読んでくださった方、
ありがとうございます。

では、また次のしりとり俳句で👋

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