しりとり俳句(96)
こんにちは。
あっという間に
一週間が過ぎますね。
今週のしりとり俳句は
謎の湯呑みシリーズがあります🤣
こちらの続きからどうぞ。
第96回は、3/18~3/24(2006~2026)全21句
2006 風車吹かれて回る優しさよ
風車(三春)ち
2007 さよならは笑顔の奥に花の雨
花の雨(晩春)し
2008 雨降りの駅まで歩く初桜
初桜(仲春)さ
2009 暮らすにはやさしい町よ花便り
花便り(晩春)ち
2010 寄り目して寄り目返して卒業子
卒業子(仲春)し
2011 後ろから一つ二つとしやぼん玉
しやぼん玉(三春)さ
2012 玉砂利のどれも明るき春分よ
春分(仲春)ち
2013 文庫本カバー替へたる弥生かな
弥生(晩春)し
2014 宵の春ペアで揃へる湯呑みかな*
宵の春(三春)さ
2015 飲み口の分厚き湯呑みうららかに*
麗か(三春)ち
2016 にこやかに白湯を湯呑みへ初桜*
初桜(仲春)し
2017 グランドにお祝ひ描く春の朝
春の朝(三春)さ
2018 浅利炊く深川らしい色香り
浅利(三春)ち
2019 折々の友の便りよリラの花
リラの花(晩春)し
2020 花月夜いつもと違ふ帰り道
花月夜(晩春)さ
2021 道ばたに元気な色や苗木市
苗木市(仲春)ち
2022 一年生いちもくさんに校庭へ
一年生(晩春)し
2023 家並の揃ふ街道月朧
月朧(三春)さ
2024 ぼろろんと弾けば喜ぶ花筵
花筵(晩春)ち
2025 白襟に花の刺繍をのどかなり
長閑(三春)し
2026 梳かしたる髪つややかや春の雨
春の雨(三春)さ
以上です。
いかがでしたでしょうか。
気になる句などありましたら
教えてくださると励みになります😊
さて、最近ですが、
植物や動物の季語で詠むことを
意識しています。
というのも
年末に一年間の句を見返したとき
植物や動物の季語が
とても少なかったからです。
自由に選ぶとなぜか、
すぐに時候や暮らしの季語を
選んでしまいます。
そこで今年は少し意識して
詠むことにしているのです。
やってみると、意外と詠めるもんですね〜
(出来、不出来は別として😆)
先週の忌日の季語もそうですが、
食わず嫌いはダメだなと感じました。
いろいろな季語を知ることは
知識も広がりますし、
楽しみも増えますし、
きっと句の幅も広がるはず!
みなさんは
どの種類の季語を詠みがちですか。
いつも選ばない季語を
あえて使ってみると
新たな世界が見えるかもしれませんね。
今週も読んでくださった方、
ありがとうございます。
では、また次のしりとり俳句で👋
続きはこちら。
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