ボテロ展
暑いですね。
梅雨はどこへ行ったのでしょうか。
夏でもペットのリクガメを
庭で日光浴しているので、
既に日焼けし始めているちりです😅
さて、先日、
「ボテロ展」に行ってきました✨
きっかけは、山田五郎さんのYoutube。
可愛い絵と色使いに惹かれ
展示会へ行くことにしました。
コロンビア出身のボテロさんは
今年で90歳だそうですが、
とてもお元気そう😃✨
彼の絵の特徴は、
どんな物も人もふくよかに描き
カラフルな色を使います。
とにかくどれも可愛かった~🥰
作品や彼の想いを通して
感じたことや学んだことを
まとめておきます。
自分の見た世界を表現する
ボテロさんは絵を描くとき、
現実世界をそのまま描くのではなく
自分が見た世界を描くそうです。
例えば、洋梨の絵。
普通に描けば
こんなにぼってりしてません。
彼の目にはこう見えるのです。
または、こう表現したかったのです。
ふっくらと描くことで
ジューシーさが表現されたと思います。
これは俳句や人との会話にも
通じることかなと思いました。
俳句だと見たままを詠むと言われます。
でも、実際、本当にそのまま詠むと
きっとへぇーで終わります。
そこに自分なりの観点=オリジナリティ
を入れることによって
面白い句になるのだと思います。
もちろん類想からも
離れることができるでしょう。
きっとそれは人とのおしゃべりも一緒。
ニュースのように、
ただ事実をこうでしたと言うだけでは
話の盛り上がりに欠けるのでは?
自分の考えや感想を
お互いに言い合ってこそが
おしゃべりの楽しさですよね😊
楽しくするために描く
ボテロさんが絵を描くのは
楽しくするためだそうです。
どんなことも
やはり「楽しむ」ことが
大事なんですね😃
勉強も、恋愛も、家事も、子育ても、
仕事も、趣味も、人生も…
楽しんでいる人は強いなと
最近、特に思います。
好きこそものの上手なれ✨
楽しければ、続くのです。
続ければ、新たな発見があるのです。
発見があれば、ステップアップできます。
ステップアップすると、チャンスも広がります。
そして、チャンスはいつも突然。
ボテロさんはあるとき、
マンドリンの穴を小さく描きました。
それが転機でした。
穴を小さく描くことで
マンドリンが膨らんだように
見せられると気づくのです。
ここから、ボテロスタイル確立✨
楽しむことから始まった結果が
今のご活躍に繋がっているのでしょうね。
ならば、私も俳句や自分の人生を
もっと楽しまなくては😉
同じテーマでも見せ方次第
ボテロさんは有名な絵画の
オマージュ作品を多く手掛けています。
例えば、モナ・リザ。
同じテーマの同じ構図。
でも、誰が見ても、
レオナルド・ダ・ヴィンチの
絵ではありません。
全く違う作品になっています。
何が違うのか。
それは、
ボテロさんのスタイルで
描かれているからです。
俳句も同じかもしれません。
同じテーマで、同じ型で詠んでも
詠み方や視点、言葉の使い方によって、
全く違う句になるのです。
同じ材料で同じレシピを使った料理も
盛り方やお皿が違うと
雰囲気が違うのと一緒かもしれません。
だから、俳句の類想も
そんなに怖がらなくても良いのかな
と勝手に結論づけました😅
ただ自分らしさを足せば良いのです✨
と言っても
それが一番難しいんですけどね~😅
なんてことを思いながら
ボテロ展を満喫してきました✨
最後に。
ご紹介した絵は、
説明のために引用したので
今回の展示会で見られません。
ですが、
素敵な作品が展示されています。
もしご興味を持たれましたら
ぜひ展示会へ✨
関東は7/3(日)までですが、
関西はこれから開催のようですよ😉
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