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#3 振り返り:第1回放送『はじめまして。ところで、ジェンダーってなんだろう?』について

チルいリスナーと読者の皆さ〜ん、こんばんは!じょんです!

気づいたら最後の更新から少し時間が経っていました。時が経つのは早いですね〜。皆さんはいかがお過ごしですか?
いよいよ冬本番の寒さが到来する中、クーラーのない部屋に住む僕は毎日決死の思いで布団から出て、日光やAmazonで買ったちっぽけな暖房器具の前で縮こまりながら暖を取っています。寒いのは辛いけど、なんだかすごく「学生」らしいことをしている気がして楽しいです。

さて、今回の記事では第1回放送『はじめまして。ところで、ジェンダーってなんだろう?』の振り返りをしていこうかなと思います!

内容振り返り

初回放送では、主に
①チルいジェンダーラジオのスタンス
②放送に登場したメンバーの自己紹介
の2つを行いました。1つづつ追っていきましょう〜

①チルいジェンダーラジオのスタンス

緊張しながら迎えた初回で初めに僕らがお話ししたのは、チルいジェンダーラジオの基本的なスタンスについてでした。

まず、ジェンダーという言葉の定義について。僕らは2つの定義を放送中に紹介しました。
一つ目は、広義に言われるジェンダーとは何か。こちらは、いわゆる「性別」を分ける規範のこととしました。ここで言う「性別」は、厳密に言えば違うけれど、例えば「女性」「男性」等のことを指します。(ここで「厳密に言えば違う」と言ったのは、「女性」「男性」以外の性を持つ人も大勢存在するし、そもそも人を「女性」「男性」の2つに分けるとすること自体を批判するべき、という視点もあるからです。)
二つ目は、ラジオ内で扱う、トピックとしてのジェンダーとは何か。一つ目の定義と違うところは、ジェンダーという言葉が内包する要素が一つに限られないという点です。性自認、性的指向、身体についてなど、性に関する疑問をあれこれ包括しています。

次に、どんなラジオにしていきたいのか。
チルいジェンダーラジオのモットーは、「ジェンダー」という言葉に馴染みのなかった人、興味を持ったばかりのビギナーさん、初学者さんにも伝わりやすいようにすること!まだまだ「ジェンダー」という言葉は敷居の高いイメージがある方もいらっしゃると思うのですが、僕らのおしゃべりを聞いて、意外と身近だ、なんて感じてくれたら嬉しいです。

それから、聞いていて傷つくことのない、安心できる場所であるラジオを作ること。セーフプレイスとして機能できるラジオを作っていきます。

ここまで僕らの作っていきたいラジオの姿についてお話しましたが、じゃあそもそもラジオを作っている人たちは誰?ということを言っていませんでしたね。
このラジオは、国際基督教大学にてジェンダー・セクシュアリティを専攻する学生を中心に結成されたサークル、「ジェンダーと私たちのダイヤログ」、略して「ジェダイ」が作っています。
フェミニストとして、そしてLGBTQ+当事者とアライとしての視点から、このラジオでお喋りを重ねていっています。
それから、僕らは共通して、フェミニズムについて、またジェンダーという領域について、もっと皆さんにも知ってほしい!という熱い思いを秘めている学生です。多分お湯くらいは沸かせるんじゃないかな。どうぞよしなに。

それから、このラジオでは、リスナーの視点や疑問を、お便りという形でバンバン募集しています。
この優しくはない社会で日々を過ごす中で思ったこと、ラジオを聞いて浮かんだ疑問などがありましたら、ラジオのHPのフォームか、各種SNSのDMでぜひご連絡ください!
また、じょんたちもまだまだジェンダーについて学び途中なので、聞いている中で間違えた情報を伝えてしまったり、時には誰かを傷つける表現を使ってしまうこともあるかもしれません。もし僕らがそういったことに気付けていなかったら、できたら教えていただけますと助かります。僕らも最大限気をつけますが、後学のためにも、何卒。

②メンバーの自己紹介

ラジオの後半では、第一回に参加していたメンバーが自己紹介を行なっていました。この回で出ていたのはりんご、おこめ、じょんの3人です。
内容は話せれば性自認や性的指向、好きなもの・ラジオで話したいこと、そして最近のマイニュースという3本立てでお送りします。

トップバッターで自己紹介してくれたのはりんごでした!このラジオのリーダー的存在で、性自認はシス女性。ここで使われている「シス」とは、生まれた時に割り当てられた性とこれからいきていきたいと思う性が一致すると言う意味です。これまでは男性に惹かれることが多かったけども、今は自分の性的指向がわからないということでした。
好きなものはいわゆるサブカルチャーと言われるもの全般、特に特撮系がお好きとのこと。ラジオで話したいことは、エンタメコンテンツとジェンダーについて。
最近のニュースとしては、すね毛について話してくれました。りんごが旅行に行った際、暑かったので履いていたストッキングを脱いだそう。その時、基本的に積極的にすね毛を剃ることがないりんごは、すね毛を出す形で歩きました。腕毛は大丈夫だけど、すね毛を出して歩いたことはなかったのでドキドキしていたりんごは、実は周りはそんなに気にしていないということに気付いたとのことでした。ただ、一部若い女の子にヒソヒソ言われたり、自分が気になっちゃったりはした、と本人は付け加えてました。脱毛問題って根が深いね。
ちなみに、りんごはりんご個人のnoteを更新してるんです!りんごの文章は飾っていなくて読みやすく、りんごの一つのことから深く考える性格が伝わってくるなと、記事を読んでいてじょんは嬉しくなってました。りんごの魅力が詰まってる記事たちも、ぜひチェックをお願いします〜

その次に自分について教えてくれたのはおこめです!おこめの性自認はとりあえずシス女性、セクシャリティはLGBTQ+のBが表す、バイセクシャル。おこめのバイセクシャルの定義は、女性も男性もその他の全ての性を好きになる性。「個人的には95%女性が好き、5%くらい男性でも良いかなって感じ!」とあっけらかんと話すおこめは、映画好きな人でもあります。特にアメリカやイギリスのものをよく見るらしく、チルジェンダーのメンバーにもおすすめの海外作品を教えてくれるんですよ〜!最近はアニメやゲームも好きなのだそう。
ラジオでは、フェミニズムももちろん大事だけども、LGBTQ+の話題を、当事者として話したいと語ってました。
最近のおこめ的ニュースは、親にバイセクシャルであることをカミングアウトしたこと!両親と手を繋ぎながらカミングアウトしたそうです…すごい。両親との仲はいい方で、カミングアウトしてからも平穏な日々を送っているそう。めでたい!
おこめは明るく優しい声と時々挟まる鋭い一言のギャップが素敵なメンバー!話せば話すほどぽろぽろと面白い話が溢れてきて、ラジオを作る仲間としても友人としても一緒にいて飽きない人物です。この後の回でも頻繁に登場している面白人間を、ぜひよろしくお願いします〜

トリを飾るのは僕、じょんです!性自認はシス女性だけど、「女性」だと言い切っちゃうのは好きじゃないです。性的指向はわからないので、探し中…と言いつつ、最近はバイキュリアスが一番近いかなと感じてます。
参考: https://news.livedoor.com/lite/article_detail/19799894/
この引用の後半部分、「ヘテロセクシャルと自認しつつ、同性にも恋愛や性的指向がある」というのが、じょんの今の状態を説明してくれるのかな?と感じてます。
趣味は散歩・飲み歩き、ゲームや漫画も結構好き。TRPG(特にクトゥルフ)も好きです。
ラジオで話したいことは、多様な家族のあり方や、エンターテイメントにおけるジェンダーの扱い方など。
最近のニュースは、飲み屋にコートと定期を忘れたこと。数日間切符で過ごす羽目になりました。いちいち買うのめんどくさかったです。
なんかここで自分語りするのも恥ずかしいので、残りはじょんの個人noteに書きまーす。


③エンディング


さて、こんなところで#1『はじめまして。ところで、ジェンダーってなんだろう?』の振り返りを終わろうかと思います。チルい夜になりましたか?
初ラジオ収録でメンバーは緊張していたんですが、楽しく気軽に話せていたんじゃないでしょうか。皆さんも、このラジオを聞いて、友達や家族とジェンダーの話してみよっかな?と思ってくれると嬉しいです。
これからどんどん楽しいラジオにしていくよう、がんばります!


この記事で気になった用語があれば、ぜひ調べてみてくださいね〜!
ラジオのホームページにある、「用語集」もチェック!

それでは〜

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