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パンセクシュアルのノンバイナリー。エンパス(HSP)。趣味は読書。文字書き。偏食かつ雑…

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パンセクシュアルのノンバイナリー。エンパス(HSP)。趣味は読書。文字書き。偏食かつ雑食。今年中に一冊本を出す。

最近の記事

すべて"何かのせい"なら楽になれるのだろうか?(『すべて潜在意識のせいでした』)

( 僕たちは本当にしたいことを探す旅を続けているだけ ) 潜在意識のことは既に学んでいた。潜在意識とは、普段私たちが無意識と呼んでいるもののことだ。 タロットと聞くと大抵の人は占いの道具だと思うのだろうけれど、色にも意味をもたせて描かれたタロットカードの絵柄は潜在意識が陥りやすい状況を集めたものだということは、余り知られていなかったりする。つまり、タロットカードは占術よりも心理学的な意味合いの方が強い。本来なら占いよりもカウンセリングやセラピーで使われる方が、より効果的な

    • 『自分の身体を生きる』ことが出来ない(『私の身体を生きる』)

      『私の身体を生きる』文藝春秋 元々、エッセイを読むのが苦手だ。作品(小説)が好きというのは、作者を好きなことと必ずしもイコールではない。"人となり"を知ってしまうと、作品を読んでいるときの雑音になってしまう気がする。視点主のモノローグであるはずなのに、(これは作者の思考の切れ端なんだろうか)という疑問を挟む余地を敢えて作り上げたくはない。 作品と作者は別。 とは言っても作者がいなければ作品は存在しない以上、小説という意作品は作者の子供だといっても過言ではないのだから、そこ

    すべて"何かのせい"なら楽になれるのだろうか?(『すべて潜在意識のせいでした』)

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