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カルマの精算!? 娘との試練。数学嫌いからの脱出方法は?

「数学の時間は頭痛がする!」

かつての中高生の時の私と同じことを言う長女。

何を隠そう、私も中2から数学が嫌いになり、その時間になると保健室に駆け込んでいたのでした(お父さん、お母さん、先生ごめんなさい。)

今、私が生きているのは、両親のお陰だと心から感謝をしています。でも育ててもらう中で、嫌だと思ったことは同じことをしないようにと決めています。

そのうちの一つ。
娘たちに学力のことは、口をださない。

そう考えていたことが災いしたか、神様は、私にお試しの状況を作ってくださいました(笑)。

長女の、中学2年1学期期末試験。
その気持ちを試されるかのような点数をもらってきました。

娘曰く「三者面談が怖い」
私も全く同じ気持ちです。

私は「まず、一緒に生活習慣を変えていかないとね」などと丁寧に諭しはじめようと言葉を選んだつもりで話ました。

しかし、長女は逆ギレしてわめき騒ぎはじめました。

「できないもんはできないんだよ!!」

私も、キー(怒!!)となりそうな気持ちを抑えて、

「私も(継続的に)同じようなテストの結果だったことがあるから、勉強しろとは言えないんだよ…」

と、精一杯寄り添ってみました。

「勉強や、数学が嫌だったら、美大という道もあるんだよ…(震え声)それに、あなたは絵も上手いしね。」

結局ここで、自分と同じ将来の選択を指し示していくことに、とても複雑な気持ちになる自分。もちろん、本人の意思が一番大事だとは思いますが…

そういえば、最近知り合った女性で、女手一つで娘さんを某私立の美大を卒業させたという方がいました。その方のお話を伺って、私も甘ったれてちゃダメだと自分に喝を入れたのでした、、w


いろんな意味で、自分の人生を望まぬ方向へ変えた高校〜大学受験。
苦い思い出しかなかったのですが(それも自分で選んだものなのと思えるようになりましたが)人々はこうやってカルマを精算していくんですね。


あまりにも当時の自分をコピーした状況で、笑うしかない!
と思っていたのですが、ふと気づくと長女がテストでできなかった問題を解き始めていたのでした。。

「親」という役割を通して、過去の自分を癒していくんでしょうかね…

私は「勉強」はできないよりはできた方がいいと思いますが、無理に大人の価値観を押し付けず、娘たちには「本人が大事にしていること」の芽を伸ばしてほしいという、葛藤があるのです。

みんながみんな、学生時代に「勉強が面白い!」って思えれば、言うことはないけれど、人によって「勉強の大切さや面白さ」に気づく時期が違うんでしょうから。


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