見出し画像

身の回りの資産と負債の違い

一般的に、借金は負債だ。

しかし、負債だからといって悪いわけではない。

借金で買った資産 = 借金  なのだ。

つまり、買った資産が資産なのかどうかという判断をすればいい。


それでは、資産と負債の違いはなんだろう。

私が思うに、

資産とは、何かいいものを産み出すものだ。

利子、配当金、売買益、そのものの価値上昇分などの金銭価値から、

時間、エネルギー、良い刺激、使いやすいスペース、気持ちの余裕、健康なども産み出される価値を産み出す。

つまり、配当を出す株式や、将来価値そのものをあげ売買益を産み出す株式、安定的に賃貸収入を産み出すアパート、いい情報をもってきてくれる友人や、自動で掃除をしてくれる家電、いつもテーブルの上を片付けておける習慣、本を読んで習得した知識、将来健康でいられる体などが資産となるのだ。


逆に負債とは、何か悪いものを産み出すものだ。

利子、売買損、すこしづつ時間が奪われること、悪い習慣につながる刺激、使いにくい道具、焦りを生み出す状況など、あなたの生活に少しづつ悪い影響をあたえる。

利子を払い続けなければいけない借金、将来そのものの価値を落とす株式、管理コストがかかりすぎる不動産、悪い習慣を押し付けてくる友人、その場の楽しみのために時間を奪う携帯ゲームなどが負債となる。


例えば、勘違いしやすい資産の代表は、自宅という不動産だ。

日本の一戸建てで、

10年後に買値並みの価値

もしくは買値−家賃相当分の価値を保てるものがどれだけあるだろう。

つまり、自宅は負債なのだ。

他には、自家用車なども負債だろう。

もちろん、自宅を持つ満足感や、ステータス、安心感や、自由度はあるので、住宅ローンで持ち家を持つことが一概に悪いものではない。

しかし、自宅は負債ということを意識しながら投資額を決めたほうがいい。


逆に、負債のようだが、資産となるものは、

本で得た幅広い知識、経験によって得たスキル、いい刺激を受け続けられるいい人と交流などだ。


身の回りの、負債と資産を棚卸してみたい。

お金を産み続ける資産を得るために、お金と時間を投資し、勉強して、いい人脈を広げて、毎日のルーチンに時間がかからないような工夫をして、タイミングよくダイナミックに売買するなどの投資をしていきたい。

逆に、時間とエネルギーを奪う友人から離れたり、場所ばかりとっている昔の家電を捨てたり、暇潰しのゲームをやめたり、安易に口にしているジャンクフードを減らしたり、そんな未来の可能性を減らす負債を減らしていきたい。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?