見出し画像

My Wet Salty Hair ~Pride=自分らしさ~

今月、6月はPride Month。セクシュアルマイノリティーLGBTQ(IA +)の人たちが自分たちに誇り(Pride)を持ち、胸を張ってカミングアウトできる世の中を目指したり、お祝いする月。特に、今日、6月最終日曜日はPride Day。私も、この1ヶ月この課題について、色々考えてたことをこの日に共有してみようかと。🏳️‍🌈


まずLGBTQ(IA +)とは?
L:レズビアン→女の子が恋愛対象の女の子
G:ゲイ→男の子が恋愛対象の男の子
B:バイセクシュアル→恋愛対象が女の子、男の子どっちも
T:トランスジェンダー→体は男の子だけど中身は女の子、体は女の子だけど中身は女の子

ここまでは多くの人が聞き覚えのある性的マイノリティ「LGBT」だと思う。

最近では、これに加えて
Q:クエスチョニング→男、女どちらもピンと来なくて、自分の性別がわからない人、考え途中の人
I:インターセックス→体の構造が男性、女性で区別できない人
A:アセクシュアル→誰に対しても恋愛感情、性的欲求を抱かない人
+:プラス→主にこの性的マイノリティの人たちを理解して支援する意向を示す「Ally(アライ)」を指す。加えて、他にもいる色んな分類の性的マイノリティも指す。

こういう風に性的マイノリティの課題が認知され始めてから、新しい分類、新しい定義が生まれてきて、本当に「男」「女」の2つだけでは表しきれない多様性が認識され始めたような気がする。

そして、これによって揺らぐ「男らしさ」「女らしさ」の定義と、これの同調圧力的な押し付けも最近問題になり始めた。

自分が性的マイノリティだと認識してなくても、
Sexual Orientation: 性的指向(どんな性別の人を好きになるか)と
Gender Identity: 性自認(自分をどんな性だと認識してるか)
を含めた自分自身の性別をどう認識してるかの状態「SOGI」が、人それぞれでグラデーションになってて、つまり全員がこれに当てはまるという考え方も出てきた。
さらにこれに、
Expression: ジェンダー表現も加わって、「SOGIE」とも言われてる。髪型やファッションでも男女の垣根を越えることは、きっと誰でも身近に感じることだよね。

参考記事: 

で、私はつい最近、海に行った時に自分のSOGIEについて思ったことがあって。

この日、友達と海で遊ぶ予定があって、化粧をするか悩んで、でも、結局予定が押せ押せで化粧する時間が見つけられなくて、しなかった。最初に友達に会った時「ごめん、めっちゃすっぴんで!」って言ったんだよね。

でもその後、海に入ったり、浜で砂だらけになって遊んでたら、自分が化粧してないことなんて気にならなくなってた。

そして、ふと海水に濡らして自然乾燥で放置した、自分の髪の毛を見て、この何も手を加えてない、いつでも自然に帰れる状態の自分が好きだなって改めて思ったの。

前から、海に行く時はアクティビティ優先だから、そんなに化粧・髪型気にしてないけど、「すっぴんでごめん」って言った自分になんか違和感を感じた。よく考えたら何も謝ることではなかったのに。

いつから、私たちは、周りがみんな化粧するから化粧しなきゃ、女の子はかわいくなきゃいけない、ノーメイクは周りから浮くから恥ずかしいって思うようになったんだろう。

私は、結局、話題のメイクとか服のトレンドとかには無頓着で、周りの話について行きづらいと思うことも多かった。そもそも「かわいい、cute」っていう言葉、もちろん褒めてくれたから、ありがたく受け止めるけど、自分の外見に使われることにちょっと抵抗を感じてた。

メイクとかファッションとか気にしてないわけじゃないし、自分を飾ることは良くないって言ってるわけでもない。メイクは結局あんまこだわってないけど、私だって好きな服はある。ただ、誰かに「かわいい」って思われたいからやってるんじゃないような気がして。自分らしさを表現すること、自分が心地よいと思うことをやることが大事なんだって思った。


これはExpressionにあたる話で、SO性的指向に関しては、おそらくストレート(女は男、男は女が好き)かな。

でも、最近は自分のやりたいことが多すぎて、自分の生活を色んなアクティビティで充実させることにフォーカスしすぎて、自然と「彼氏欲しい」とか「恋したい」とか思わなくなってきた。私はそれでいいと思ってる。これも自然の流れと自分の気持ちをに従いたい。

大学入った当初は周りの様子に急かされたけど、「彼氏がいる」なんていうステータスを気にしてた過去も、全くナンセンスだなって思い始めた。


GI性自認については、私にもグラデーションがあると思ってる。

部活で男子と一緒に練習してたり、とにかく「女だからできないとは言わせない!」って思いながら対等な環境で切磋琢磨させてもらった経験から、自分は「女」とひとことで定義しきれない性格がたくさんあるって思ってる。


そう考えると、これは誰にでも当てはまる話題だってこと、今後、「女」「男」っていう分け方は、必要以上に使わなくていいってこと、だよね。

結局、性的マイノリティの支援を指す「Pride」は誰にとっても、自分らしさに誇りを持つことに当てはまるんじゃないかなって思う。

自分のSOGIEを認識して受け入れることによって、もっと自分らしさを大切にできる人が増えればいいなと思ってる。
同時に、みんながみんなのグラデーション、多様性を受け入れられるようになるといいよね〜☺️


皆様のもやもややぐるぐる解消にお役に立てたら光栄です。いただいたサポートは、今後の発信活動のモチベーションになります!よろしくお願いします。