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二十九、三十を口ずさみながら帰る道は社会人の全てが詰まっている

順番が入れ替わりますが昇華させます。

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上司1人と若手5人で仕事終わりに飲みに行った。私が職場を離れる事はもう皆知っていたけど変に気を遣われることもなく、応援してくれて嬉しかった。
今の職場では本当に人に恵まれているなと改めて実感したと同時に申し訳なくもなった。

酔ってて次の日には忘れられているかもしれないけど上司が「次の職場が合わなかった時は戻ってきていい、社内にかけ合ってみる」と言ってくれた時に今までの私の行動は間違っていなかったんだと自分を肯定出来た気がした。
上司のその言葉に甘えないように私は私で頑張っていかなければ。もちろん不安はあるけど。

少なくとも残りの数日は少しでも恩返し出来るように頑張らなきゃ。明日も。


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最近、いくつかライブに行った。
ペトロールズ、Chilli Beans.、クリープハイプ。
どのライブも非常に素晴らしいライブだったけどここでは直近で行ったクリープハイプのライブについて語らせてもらおうと思う。

3年ぶりの声出し解禁のライブ。3年前予定していたライブのリベンジのような場所でもあったらしい。クリープハイプのワンマンライブは初めてだった。後ろから聞こえる歓声が心地よかった。クリープハイプの魅力は個人的には自分の辛いところに寄り添って自分のダメな所も肯定してくれるような、一緒に歩んでくれるようなところだと思う。

私が1番好きな曲は「二十九、三十」である。
前述の通り、こんな私でも少しずつ前に進んでいいんだ と肯定してくれるような、背中を押してくれる感じがする。
この曲のMVが出た当時、会社帰りのしがないサラリーマンのバックで曲が流れていた光景に自分の将来を重ねた。元々自己肯定感が低い私からしてその帰り道は安易に想像ができた。

歳を重ね実際にサラリーマンとなり、仕事で失敗した日もある、自分がいかに無能かを思い知らされたことも、それでもモチベが上がらなくて手を抜いてしまったことも。二十九、三十を口ずさみながら帰る道はあの頃想像していた通りのしがないサラリーマンの1ページ。この先だってうまく行くかは分からない。けど後ろに引き下がる事は出来ず、少しずつでも前に進むしかない、進みたい。そんな私を応援してくれる好きな歌。辛い時にはまたMV観に行きます。

私だって出来ることなら空気清浄機になりたかったのだ。空気を読むのは得意だから。











後日談、というか今回投稿するにあたっての付け加え。

まさか自分がペトロールズに行くようになるとは思わなかった。
私からしたら敷居が高かったし、なにより聞くジャンルでもなかったのだ。それでもライブは大人な雰囲気が漂っているなか長岡亮介さんの弾くギターの音はかなり染みた。
Cody・Lee(李)のニシマケイ君がインスタで弾いた「雨」がきっかけでペトロールズにハマったということもあり、きっかけの曲を聴けたことも嬉しかった。

そしてChilli Beans.
チリビはやはり楽しい。ライブ自体も楽しいのだが友人と行くライブが楽しすぎるというのもある。(前も言っていた気がする・・・)
本人たちの楽しい雰囲気が伝わってくるのがとても良い!一緒にダンスしたくなったし何ならすこし踊った。また行きたい。

最近はTHE BOYS&GIRLS(以下ボイガル)のライブにも行った。
私がこの先の将来に不安を感じている時に何かとボイガルに行っている気がする。ボイガルのライブはいつも温かく背中を押してくれる。
そして楽しませてくれる。そこらのバンドじゃやらないような斬新な方法で会場を巻き込んでいく。それでもお客さんは楽しそうなのだ。それがいい。

最近は声出しも解禁されてコーラスに参加できるようにもなったが出演者とお客さんという距離感はちゃんと保っている気がする。だけどボイガルは良い意味でそこの距離感がなくてお客さんも出演者の一員にする、みんなでライブを作り上げているのだと思う。
それには楽しませ方を知っている、誰一人置いていかないように気遣えるシンゴさんのカリスマ性があるのだとも思う。

私の妄想だけどシンゴさんは文化祭で主役をやりつつも裏方の人たちにちゃんと感謝するし何なら裏方の人まで最後の最後に前に出させて紹介しちゃうような、クラスの端っこで一人ゲームをしていただけの全く関わりのない私のような人の名前もしっかりと覚えているような、そんな素敵な人なのだ。それでいてお茶目で話が上手で。すごい人だなと思う。

私がボイガルにハマったのはまだ4人体制の時で、その中の3人が脱退してしまったけれど、それでもシンゴさんがボイガルを続けてくれて本当に良かった。ボイガルのライブ帰りはいつも心が温かく満たされている。

いつか狸小路商店街で引き語っているシンゴさんを観たい。
下北で引き語ってくれたら尚のこと嬉しい。
すべてはここから。

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