銀魂 THE FINAL

毎週土曜日更新が途絶えてしまいました。。


映画を観に行きました。

銀魂 THE FINAL

最高でした。2回行きました。

銀魂自体は単行本も全巻持っているのとアニメは欠かさず観ていました。

それこそ中二の時に銀魂のアニメが始まるから観てと言われたのが始まりでした。

そこからアニメや声優さんが好きになっていきましたね。

本当にバイブルだし、全部これのせいです。笑


原作は文章(台詞)が多めで、小説か…?と思うこともしばしば。理解出来ていなかった部分は、アニメで咀嚼しました。

単行本を買っていた理由の1つは、空知先生の近況報告のページが面白かったというのは大きいです。締め切りが間に合わず、担当編集が坊主になったり、ストレスで血尿になったり、担当編集が高学歴マウントの話が書いてある。面白い。

半分は空知のエッセイとして読んでます。笑


読者からの先生からの質問コーナーも面白い。。

よく例え話を出してくるのですが、シュールさもありつつ芯を捉えていて面白い。

これは余談ですが、銀魂の実写が決定した際の事。

大体漫画の実写は叩かれがちですが、空知先生は先に実写の事をコケる前提でコメントを出し、コスプレ大会だと揶揄していた事もあった。勿論ディスでは無く、過度な期待をせずに楽しんでほしいという内容。

むしろ普通に完成度は高かったのですが、原作者が自ら期待値を下げていてくれた部分もあり、高評価で幕を下ろした。何なら実写は2作目も作られた程だ。監督が勇者ヨシヒコの福田雄一監督という事もあって銀魂との相性は抜群だった。

よく締め切りがギリギリで有名な空知先生ですが、やはりセンスがあるんだなと。ヒット作にはちゃんと理由があるんですね。

是非原作も読んでほしい。

そして今回の映画、OVAではなく、アニメ最終回の続きそのままを原作の最後を映画にしている。

漫画とアニメも15周年迎えてて、自分の年齢にも絶句した。。

今回の映画は本当に満足でしかなかった。

改めて、銀さんのCVが杉田智和で良かったと思いました。

1番グッと来るシーンで、銀さんの堪える表現は杉田さんにしか出来ないと思いました。

結構声だけではなくて、あえて音を入れずに見せるシーンもあって

特に銀さんの表情なんかは、本当に凝っているなあと感じました。

随所でこだわりがあり、特に冒頭シーンでは某作品の壮大なオマージュ…

完成度たけーな、おい…

楽曲もしっかり原曲使ってるし…大人なおふざけですね。


新八と神楽との万事屋の絆もあり、

桂、高杉との腐れ縁(と言いつつしっかりお互いを信頼しているのも良い)、

松陽、虚との関係性も含めてしっかりクローズアップもされるし、

銀時にとっても前に進む為のラストだったと思います。

本当に泣けて笑えてなんですが、ギャグシーンかと思ったら突然シリアスやキレキレのバトルシーンに移行するので感情が追い付かない場面も多々あって見応えと心地よい疲労感がありました。スポーツか。

それもまた銀魂らしくて、どんちゃん騒ぎのお祭り感が良かったです。

バトルシーンではDOSEの挿入歌がしっかりハマっててめちゃくちゃカッコ良かったです…鳥肌。しかも贅沢に2曲も挿入歌。贅沢。

そして主題歌のSPYAIRもまた最高でした。

もう語彙力が最高しか出ない体にされた。

エンドロールが普通のアニメみたいにイラスト動いてるタイプだったんですけど

幼少期から過去の敵キャラとか時系列に描かれていて、ここもかなりスタッフのこだわりを感じました。

最後のおまけも大変良かったです。本編含め山ちゃんの演じ分けが神の領域。

しっかり松陽・虚が別人格ですごいの一言に尽きます。

高杉と銀時にフォーカスされる場面が多く、万事屋よりも今回はここが軸になっている気がします。

前述通り、今回の映画自体は、原作やアニメの途中の話からなので、初見の人にはおすすめしづらいですが、これをきっかけにむしろ銀魂を知っていただければという布教活動でした。銀魂はいいぞ。


キャストも豪華で今でこそベテラン揃いなのにめちゃくちゃふざけた事させられてるのがまた最高です。石田彰がはちゃめちゃにふざけてるのは銀魂だけ!笑

エヴァを挟みつつ見ていただければ。良さが増すと思いますので

そうぞ、シン・エヴァンゲリオンをよろしくお願い致します。

では_φ(・_・

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