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走りながら考えたこと 退局まで残り45

ナイキランニングクラブ(NRC)、続けてます。
「余力を残して気持ちよく終わることができ、まだ走りたいなあと思うくらいが最高のペースです。」と耳にたこができるほど、サポーターに言われ続けますので、kmペースがだいたい6分に固定されてきました。

この間は42分のロングランで、22時頃東京駅まで走ってみました。
皇居側から東京駅舎を真正面に望む行幸通りのど真ん中を走り抜けるのはとても気持ちよかったです。

千代田区観光協会HPより


この道は行幸通り(ぎょうこう or みゆき どおり)と通称されていますが、正式には「東京都道404号皇居前東京停車場線」だそうです。どうでもいいですが。

普段怠惰に過ごしているのに比べて、走っている時は、その一秒一秒が無駄になっていないことを実感することができます。タイムや距離など、すぐに結果として表れるわけではないですが、頑張って走りきったときは、また一つ努力を積み重ねることができて、良かったな~って思います。浮き沈みはあると思いますが、インデックスファンドみたいに必ず向上に繋がると信じています。

一方で仕事しているときはどうだろう?と走りながら考えます。
あくまで自分の現状ですが、今後の糧にもクソの役にも立っていない、無意味な時間が多すぎるようにも思います。日中は検査や外来など、正直個人的な生産性は皆無です。組織のためになっていると考えることもできますが、そもそも医局に貢献したいと思ったことがありません(!)。

広辞苑いわく、組織とは、
「ある目的を達成するために、分化した役割を持つ個人や下位集団から構成される集団」を指します。

集団に共通の目的・目標があれば、個人の努力は全体の成果として、全体の努力は個人の成果として実現されるため、構成員それぞれが仕事にコミットしていくと思うんです。
医局には本当に残念ながらそれがない。分化した役割を持つ個人が、個人の名声や私欲のために下位集団をこき使うのが茶飯事です。そのため下っ端もこの医局に還元したいと思わない。誰のためでもない仕事に追われ、充実感のない日々にストレスが山積していって、些細なきっかけでメンタルブレイクする。僕はそういう同期や後輩、ときには先輩を沢山目の当たりにしてきました。

僕は今回、医局を離れる決断ができて本当に良かったなと思います。
これは大学病院の勤務医に喧嘩を売っているわけではなく、自分には本当にこの医局の体質が合わないからです。

組織の掲げるミッションと自分の目標や価値観が合致している環境で働くことができれば、その仕事は日々のランニングのように、その一秒一秒がとても意味のあるもの、自分を成長させてくれるものになると思います。ベンチャー企業やスタートアップの爆発的な原動力って多分こういうところなんだと思います。

と、お昼休みに駄文を書いてしまいました。

よし次は、昼間のランで皇居一周して帰ってこよう!

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